タモリさん

タモリさんと言えば何を思い出すだろうか?
四ケ国語麻雀?イグアナの物真似?中津産業大学?いや~古いですね(笑)
やっぱりタモリさんはいいとものタモリさんのイメージが強いですね。あと、世にも奇妙な物語とかブラタモリとか流浪の番組タモリ倶楽部とか、まぁその辺でしょう。最近になってMステのタモリさんも追加したような感じですね。

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いいともが始まったころって、昼の帯で爆発的に面白かった「笑ってる場合ですよ」って番組の後釜で始まったのですが、始まった当初と言うのはそれほど盛り上がらず淡々と進行していたような感じがありました。友達の輪っていうテレフォンショッキングで出てくるゲストの多様さで持っていた感じで、タモリさんじゃなくてもよかったような気がします。

いいともの使われ方としては、まず、宣伝目的のテレフォンショッキングの出演というのがあったと思います。何作品を作ったり公演をやるときには、どうにかこうにかして出演の糸を手繰り寄せていいともに出演して宣伝するというのが芸能界のお決まりになっていった。いいともはお昼の時間帯としては占有率が高かったと思うので宣伝効果抜群で、いつしかいいともで宣伝すれば企画は成功するような機運が流れ始めたような気がします。

いいとも=タモリさんなので、いつしかタモリさん自身がなにかそういう力を持ったような感じに見えるようになってきました。そういう力とは、物事をうまくヒットさせるとか繁栄させるとか、そういう力のことで、神社にお参りしたような効果がいいともに出演して宣伝すると得られるような気がして、さらにいいともにいろいろと集まってくるようになったと思います。

錯覚だったのかそうでなかったのかはどうでもよく、事実だけがそこにあってご利益があるような気がしていいともは隆盛を極めました。つまりタモリさんは芸能に関する巫女みたいな感じになっていたのだと思います。
いいともの最終回でのタモリさんの扱われ方は、ただ単に番組を辞めるということよりももっと深いところでの何かを感じさせるような、そして、周りの人たちの言動も少しおかしかったような気がします。
いいともが終わるってことは芸能界の何かが終わることだったのかもしれませんね。

そのタモリさんが今やっているMステなんですが、Mステ出演を機にブレイクするアーティストが出てきている模様なんですね。実力があってもあまり知名度がないようなバンドやアーティストにはピッタリの番組だと思います。この前のBABYMETALや欅坂46はMステ出演で一気にファンを増やしたような感じになっています。
そうそう、Mステのタモリさんはいいとものタモリさん同様、何か巫女のような(おっさんですが)神憑ったような感じがあって、タモリさんて不思議な存在なんだなと改めて思いました。

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これは私の単なる思い込みなんだと思いますが、こういう考え方をしてみるのも割と面白いもんです。
今のタモリさんはいろいろと影響力がありすぎて当たり前なのかもしれませんが。