横浜アリーナ

Perfumeにとって二回目の経験になるカウントダウンライブ。
前回は確か2007~2008でZEPP東京だったと思う。まだ、FC発足前の話だ。
そして今回が横浜アリーナ。
年末は幕張のほうのカウントダウンジャパンに出演するも28日くらいに日程で、31日の紅白とかぶらないよう配慮してきたため、もうカウントダウンライブはないかなと思っていたところだったのだ。
今回運よくチケットが取れたため参加できた。
しかも狙った通り紅白の中継もあり、肝心のカウントダウンはドコモとのコラボで5Gという次世代の圧倒的に早く大容量の通信が可能な技術を駆使してのカウントダウンだということなので、期待が膨らむばかり。

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当日は16:00から本人確認を始め、20:30には着席をしておき、紅白の中継に臨むというタイムテーブルで、本編終了は深夜1:00ということだったので、5時間くらい会場あたりにいることになるという大きなイベントになった。
グッズを買うことに慣れていていつも何時間も並びなれている人には、まぁ通常のことかもしれないのだが。

年末は会場を押さえるのが大変らしい。
特にアリーナクラスになるとその数も限られる。
横浜には大きなアリーナクラスの箱が2つほど建設中らしいし、みなとみらいに日本最大級のアパホテルをはじめ、ホテルの数も増えていくようだ。これは何もライブ参加者の為ではないのだが喜ばしいことだ。カウントダウンをして、そのまま自宅へと帰ることのできる人は限られているし、隣県でも厳しいものがある。
いろいろと施設の数は増えるのだが、これを毎年やるのは困難なことだろう。

ただPerfumeの場合は、そのキャラクターや未来を感じさせるテクノロジーと相性がいいため、年明けのイベントにはイメージがよくスポンサーにとっても好都合であり、いろいろな企業が協賛してくることが考えられ、一大イベントになるかもしれない。
そんな面白い未来も感じさせるライブになったと思う。

当日は会場に入ると紅白の放送をライブビューイングの様な感じで放送していたので、それだけでも待ち時間を楽しめたのは大きい。
行き帰りの人の流れを見ていて思ったのだが、意外に1人で来ている人が多いということだ。
1人で来ている人にはそれだけの熱を秘めていることが連想されるのだけれども、そういう人にとってもそのようなサービスは大変喜ばしい。
まぁ、自分もそうなのだけれども。
この後、すぐ帰省するのだが、姪っ子たちには大晦日にはカウントダウンライブに行っていたことは話したものの、誰のライブかは濁してしまった(笑)
ジャニーズ??とか聞かれた(笑)
ジャニーズのカウントダウンライブに居たりしたら捕まるとも言われた(笑)
とにかく、カウントダウンライブと言えば、ジャニーズのカウントダウンライブが思い浮かぶらしい。

テクノロジーが目指すものは結局はライブ性みたいなものなのか

カウントダウンのチラシ

今回の紅白の中継で使われた技術にディープラーニングと呼ばれるものがあって、例えばコンピューターがある写真を解析した時に何が映っているか判別する機能や、コンピューターが翻訳するときにも同時通訳などで使われている技術だということだ。
はっきり言って私は詳しくはない。
Perfumeの映像をリアルタイムで認識、3D合成して本体とともに映像化する、みたいなことをしていると思うが、これも間違った認識なのかもしれない。
でも、この「リアルタイム」ということを重視してやっているのは理解できる。
これが、テクノロジーに関わる人たちのライブ感覚なのだと。
そのスリリングな展開に神経がヒリヒリするのをたぶん楽しんでいることだろうと思う。

カウントダウンのチラシ2

コンピューターを使って、いろいろと打ち込んで何かを表現するというのはもう時代遅れというか当たり前なものなのだろう。
今回の紅白の中継では、会場で自分が見ていたものと放送されたものではかなり違っていて驚いた。
ライブの本編でもマイクの部分にカメラを置き、その映像を大きく映し出し、それにリアルタイムで装飾を加えるというものがあった。アプリのSNOWみたいな感じだ。
また、紅白でも放送されたエレクトロワールドという曲の中で、間奏の時にあ~ちゃんが客を煽りに少し前へ出てくる場面があったが、そのときにバックに写っている影のエフェクトから抜けてしまって、かしゆかとのっちだけになってしまう場面があったので、たぶんこれもリアルタイムで処理しているのだろう。
あと、振付の手の動きに反応するように映像が変化するものや、とにかくリアルタイムであることを大切にしているという印象を受けた。

カウントダウンのチラシ3

今回のカウントダウンで感じた5Gの体感としては、それほどすごいとは思わなかったというのは一般的な感想なのだと思う。
メンバーも言っていたが、何がすごいのかわからないし、はっきり言って私を含めたぶんよくわかっていないと思われる。
ライブを体感することで画期的だったのはライブビューイングだ。
ネットでも配信するようになったが、これは有料化するかもしれない。
そこで、次世代の話になるが、この5Gを使って何ができるか、ということになってくるだろう。
はっきりいってまだどういうふうに使おうかと、社会が人間がその知恵を絞って考えていることだろう。
物のインターネット、なんて言っているが、遠隔でエアコンのスイッチを入れたり、部屋を適温に保ったりとかそれほど画期的なことだとは思えない。
まだ未発達な分野だからというのもあるが。

以下の動画のように、Perfumeが5Gを紹介する動画があったりする。

まったく嫌みがなく、そしてテクノロジーと親和性があると思ってるのは一部の人でだけではないはずだ。

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5Gが普通に使えるようになったら、それをライブで使用し画期的なライブをするのは、Perfumeが一番初めであってほしい。
それが似合っているし、そういう役目だと思う。
そして是非それには参加したい。

2019

a happy new year