ゴキブリの駆除方法

ゴキブリの画像を使えるわけもなく、色が似ているという理由からカブトムシの画像を使ってみたわけなんですが・・・。

ゴキブリ駆除の専門家

先ほど「ホンマでっかTV」というテレビ番組を見ていたのですが、そこにゴキブリの駆除を40年以上やっているというゴキブリ駆除の専門家が出演していました。害虫駆除の専門家なのでしょうか、ゴキブリに対する見方が新鮮で面白かったのでここに書いてみることにしました。

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ゴキブリの一般的イメージと対処法

ゴキブリと言えばそれはもう悪者って感じで、ゴルゴ13でもないのに「G」の名前で呼ばれたりしますよね。とにかく見つけたらスリッパで叩くとか殺虫剤をかけるとか、とにかく駆除しなければならないような感じになっていると思います。掃除機で吸いこんだりもしますか。紙パックの掃除機ならいいんですけど、昨今のサイクロン掃除機はゴミが直にカップにたまる仕様になっているのでちょっと悲惨ですね。やっぱり掃除機は紙パックがいいなぁ。

ゴキブリホイホイとかコンバットとか、ゴキブリ駆除用の仕掛けを置いてない家庭はないんじゃないでしょうか?各家庭では必ず何らかのゴキブリ対策はしていると思います。ちなみにうちはコンバットタイプのものを置いていますね。巣に持ち帰って効果を上げるタイプのものです。効果のほどは多分あると思います。あまりお見かけしませんので。

新居や転居先にゴキブリがいるかどうか調べるには

そのテレビ番組になぜゴキブリ駆除の専門家が出演していたかというと、新居や転居先にゴキブリがいるかどうか調べるにはどうしたらよいか、という問いに答えるためでした。答えはというと、罠を仕掛けるそうです。その罠は、ガラスコップに餌となるものを入れる、そしてガラスコップの内側にバターを塗る、これだけでいいそうです。もしゴキブリがいるならば、コップの中の餌に引き寄せられます。そしてコップに入りますがコップ内はバターが塗ってあるのですべって外に出られなくなるそうです。

ゴキブリは飛ぶから逃げちゃうと思いがちですが、滑降はするけれどよほどの高温多湿でない限り飛び立つことはないそうです。そういえばゴキブリが飛んだところを見た思い出は、すべて高いところから飛び降りるときに羽をバタバタさせた感じで、飛び立つようなシチュエーションはなかったなと思いました。

ゴキブリの生態とは

そして、そのコップに入って出られなくなったゴキブリを、その専門家は始末しないで外に逃がすそうです。一般の人からすればなぜ始末しないのか疑問に思うところですが、その専門家が言うには、ゴキブリは人を刺したり危害を加えたりするわけではないから無駄な殺生はしない、というようなことをおっしゃっていました。さすが専門家です。対象に愛を感じますね。長年付き合っていくうちになんかおかしいぞと思い返したんでしょうか。

しかし、病院とか食品工場とか駆除が必要な場合は、確実に駆除すると言っていました。このへんがプロっぽいですね。もともとゴキブリは外に生息するというか野生のものなので、ということもあるそうです。ゴキブリ自体52種類いるそうですが、家の中にいるものはその内の2種類だけなのだとか。

家の中にゴキブリが住み着かないようにするためには

家の中にゴキブリが住み着かないためにはどうしたらよいかということもおっしゃられていて、とにかく家具や冷蔵庫などを床や壁から5センチ以上離すといいそうです。これはゴキブリの生態からこういう方法が効果的だということなんだそうです。

家にいるゴキブリで代表的なクロゴキブリやチャバネゴキブリは、風がなく、光がなく、保湿できる何かと何かの薄い隙間に生息するんだそうです。そこでないと生きられない。チャバネゴキブリはなんと5ミリくらいの幅の場所を好むんだそうです。
だから5センチ以上離しておけばゴキブリの生息場所にはならないということです。
逆に言えばそういう場所に生息するということから、トラップの仕掛ける場所もおのずとわかってきますね。

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まとめ

こういう話を聞くと、私たちが台所で見かけるゴキブリっていうのは、群れからはぐれた奴なのか、冒険心がある奴なのか、新しい地平を目指している奴なのか、そんなところなんでしょうか。
無駄な殺生はしたくないですが反射的にそういうふうに動いてしまうのはなぜなんでしょう?彼らは動きと姿形でかなり損をしていますね。

私も、専門家の言うトラップを仕掛けて外に逃がすよう努力をしてみましょうか。
そのコップはもう二度と使えないでしょうが・・・