エタノール

ゴキブリに家の中で出会ったときあなたならどうしますか?スリッパで叩きますか?あれって叩いた後片付けが嫌になりませんか?殺虫剤を使いますか?近くに自分の大好きなお菓子があっても殺虫剤を使いますか?
いろいろとシチュエーションを考えてみたのですが、だいたいは逃げられることが多いのではないでしょうか?

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ゴキブリには殺虫剤を使いたいところですが、食べ物が近くにあったり、子供がいるからとなかなか使えない人も多いかと思います。そんな人にお勧めなのが消毒用エタノールなのだそうです。
エタノールですと、消毒用なので安全ですし(火気厳禁ですが)揮発性が強いのでスプレーしてもすぐに乾くでしょう。そういうことから、こちらのコラムではエタノールをゴキブリ退治に推していました。

エタノールは確か500ミリリットルくらい入った容器で、1000円くらいの値段で薬局で購入することができます。いろいろと使えるので一家に一本買っておいていてもいいかと思います。
エタノールは消毒用のものと無水エタノールというものがありますが、消毒用ものを購入するといいと思います。消毒用にももちろん使えますし、掃除にも使えます。ちなみに無水エタノールのほうが掃除には適しているようですが、消毒用のものを買うと一石二鳥だと思います。
手鏡の掃除にもスプレーでシュッと一吹きしてティッシュで拭けば綺麗になります。手垢とか落ちやすい感じですね。プラスティックのシールはがしにも使えますが使う時には一応パッチテストをしてから使用してくださいね。ちょっと試しに使ってみて様子を見てから本格的に使用してください。
キッチンやお風呂などではカビの抑制剤としても使えます。スプレーして吹くことでカビを遠ざけてくれるんですね。
それと、冷蔵庫の中の掃除や消毒にも使うことができます。食べ物にスプレーがかかったとしても無害なので安心ですね。

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消毒用によく使うエタノールは何でも殺菌してくれるかというとそうではありません。万能ではないんです。得意な対象と得意でない対象があるようです。ですからエタノールを万能な消毒剤とは思わないようにしておきたいですね。
そういえば、殺虫剤でもゴキブリ用、蟻用、蜂用などその用途によっていろいろ種類がありますよね。これらはやっぱり意味があって、薬剤の配合が違うんだろうなと。殺虫剤だから何でもOKだろ?というのは間違っていると思います。
これと同じで、エタノールがお得意さんとしているものと、次亜塩素酸がお得意としているものは違うんだなと。エタノールはノロウィルスには無力ですが次亜塩素酸は有効である、といったことがその例です。

消毒用エタノールにはアルコールですので酒税が掛かっているそうです。安価な消毒用エタノールは、イソプロパノールというこれまた消毒作用のあるアルコールの仲間を加えて酒税が掛かる対象から外したものなのだとか。

だからと言って飲むのはやめましょうね。