ポケモンGO

リリースから一週間が過ぎたポケモンGOですが、日本列島も他の世界の国々同様にポケモン一色になったようで、影響力はすごいなと感心しております。中でも排除してしまう所やうまく取り入れて地域の発展やお金儲けに役立てているところ、もう飽きたなどと言っている人など反応はいろいろですが、これでまだヴァージョンアップが何回も控えているのを容易に想像できるのもすごいところだと思います。

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アメリカのアップル社のCEOティム・クックも「すごいことが起きている」とポケモンGOのことに言及していましたし、なんといってもアップルの運営するサイトからポケモンGOがダウンロードされることでやく3100億円の利益が見込めるというから、これはかなりすごいことだろう(笑)いやいや、ARの技術のことなんですけどね。これからもっと投資をしていくらしいです。

今は世界中でポケモンGOをやっている人がいて、それも熱狂的にやっている人もいてすごいことになっているわけですが、これだけ世界を熱中させるものって何があったかなといろいろ考えてみたんです。

昔、60年代頃はイギリスでビートルズというバンドが生まれて一世を風靡しました。彼らの音楽は世界で広く愛され、日本にもグループサウンズブームのような、ビートルズのフォロワーともいうべきバンドもたくさん生まれました。世界は彼らの新譜が出るたびに熱狂したし、一挙手一投足がニュースになったような感じだったと思います。来日した時の大騒動も昔のニュースで見ましたが、あんなに熱狂的なファンは今はどこを見渡してもいませんね。

70年代に入ると、それは映画にとってかわったと思います。スピルバーグのスターウォーズとかは世界で熱狂的に受け入れられたと思います。誰でもどんな人種でも楽しめるような内容で、単純に感動できるっていうのがアメリカっぽい。新作が出るたびにマスメディアは挙ってその宣伝をしたように思います。いろいろなグッズを集める収集家がクローズアップされ始めたのがスターウォーズだったように思えますね。それだけ印象的でした。

それからはちょっと思い浮かばない感じですね。ウィンドウズ95とか世界で熱狂的に受け入れられた感がありますが限定的で一般大衆が楽しめたわけではありません。

そして今はポケモンGOというゲームに世界が熱狂していると。音楽、映画ときて今はゲームなんだなという印象です。マリオやゼルダやファイナルファンタジーなどはゲームが好きな人だけがそこまでたどり着くことができたりとか、ハードを買わないとその楽しみを享受できなかったりとか、映画や音楽に比べるとお金がかかる印象でしたが、Pokemon GOは基本的に無料でもプレイできてハードは今や誰でも持っていると思われるスマホっていうところがいいですね。

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CDは売れない、映画館は人が集まらなくなってきている、と社会的にもいろいろ変化があり次に何が人の関心を集めるかなんて予想するのは楽しいですが、それを何か戦略的にやるってことには何の意味のないことだと思います。そんなの市場関係者には全く分からないでしょうし、何かの評論家も適当なことしか言えないでしょう。

日々のニュースではポケモンGOと何かの事件を結びつけるのに躍起ですが、ポケモンGOがなくても日々そんなニュースはあったなというものばかりで、見たり聞いたりしていると辟易としてきますね。

まぁ、なんにしろまだまだポケモン関係のニュースは続きそうです。
ポケモンGOに飽きたというのもポケモン関係のニュースですし。