ポケモンGOに関する事件

ようやくテレビでもポケモンGOのことがニュースとして流れるようになってきた感がある。しかし、そこはニュースという枠の中だからなのか、センセーショナルなしかもよくない出来事を報道したほうが面白いと思っているのか、そのようなニュースが多い。せめてネットの中だけでも良いニュースが拡散され、心温まるニュースで満たされていたらいいなと思う。悪い事件も当然起こってくるが、それはゲームがどうのこうのということではなくその社会の闇の部分だろう。

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アメリカに住むラルフィー君6歳は自閉症であり過読症という、何事もいつもと同じでないとパニックを起こし、人の目を見て話をすることもないそうだ。
しかしママ同士のネットワークからポケモンGoを勧められて子供にやらせてみるとこれが大正解だったのだという。初めてポケモンを捕まえると大興奮して、次のを捕まえるんだと言って外に飛び出していったんだとか。そして同じくポケモンGoをしている子供に会うとお互いに情報交換してハイタッチまで交わしているというのだ。
今までは自分の習慣を変えることができなかったが、変わるときはあっさりしたものだなという感想を持ったとか。公園で他の子供と一緒になってポケモンハントに興じるラルフィー君を見て泣きたいのか笑いたいのかわからに様な複雑な気持ちになったのだとか。この感情はすごくリアリティーがありますね。
自閉症の子供によい影響があったのはこの例だけではないようで、これだけでもすごいことだと思う。

「任天堂ありがとう」自閉症の少年に対するポケモンGOの効果が奇跡的
https://www.facebook.com/lenore.koppelman/posts/10209339870875878

世の中には大っぴらに子供の遊びとされるゲームをプレイするのを恥ずかしいと思う人たちがいる。そんな人たちのために保護施設にいる犬を散歩用に有料で貸し出したところ希望者が殺到して、保護施設は資金で潤うし、そこにいた犬はそのまま引き取られて保護施設には犬がいなくなったそうだ。

これは面白い現象だと思う。ここで誰か損をしたり悲しい目にあったりする人はいないというのが素晴らしい。外に出て散歩して人は健康になるし、ワンコは散歩できてうれしいし、しかもご主人まで見つかるし、保護施設は資金が増えていろいろ施設の充実が図れるだろうしいいこと尽くめだ。

また、ミシガン大学付属の小児病棟において、リハビリの一環としてポケモンGOを活用しているということが大きく報道されているようだ。入院中の子供の中には病室に閉じこもったままの子供がいたのだが、ポケモンGoの効果で部屋から出て生き生きと病院内を歩き回っているのだとか。スタッフや子供たちとも交流を持っているというのが素晴らしい。

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病院というのは何か怖いところという感じがするのですが、ポケモンGOをプレイすることによって病院の雰囲気が何か明るくハッピーになったとスタッフも言っているという。本当に素晴らしい変化だ。
こういう場所にポケモンを呼び寄せるアイテムをプレゼントできたらなと思うし、そういうものを実装してほしい。

まだまだいろいろな良い話があると思うが、これはゲーム業界だけでなく社会の在り方にまで波及していっているので、単にスマホゲームという枠には収まりきれないものになっていると思う。いわゆる社会現象だ。
日本ではどのようなことになるのかわからないが、楽しみにその日を待ちたいと思う。
っていうかまだですか?(笑)

任天堂の関係者は思っているだろうな、「岩田社長見てますか?」と。