人の性格

仰々しいタイトルで始まりましたが(笑)

ただ単に、人が生まれて成長しながら人格が形成される過程において、他人の良さを意識的に取り入れて、それを消化し、自分の性格の一部とすることができるということが複数回起きるとして、それはその人の性格の何パーセントくらいを占めるものなのだろうか、ということをぼーっと考えていたんですね。

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人格形成にはまず、親からの遺伝という要素があってこれが母体になると思うんです。その母体に影響を及ぼしていくのが環境であり、友人であるというのは簡単に考え付くと思います。
そして、読んだ本であり音楽の歌詞だったり芸術の影響も受けたりします。また、教育という名の強制的な指導もあります。

子供のころはテレビの中のヒーローの真似をしたりしますが、これは他人のいいところを取り入れようという行為ではありません。少年のころ憧れた映画俳優やロックスターも同じだと思います。

人は社会に出てたくさんの他人に改めて会い、ライバルも一気に増えて、自分の評価を上げていかなければならいと考え始めます。そのときに他人の良いと思うところを取り入れていこうと思うのではないでしょうか?

他人のいいところを真似するといっても自分とその他人とは人格が違うので、なかなかしっくりこないこともあると思います。他人のフルコピーをしないとその良さを表現できないかもしれません。
でも柔軟に他人の良いところを取り入れようと思い行動すること自体は質の高い行動だと思います。意識せずすんなりと表現できた時にそれは自分の人格になっているのかもしれませんね。

自分の道を行くというのは一見カッコよく思えますが実は脆いもんです。
頑固という言葉に表されているような硬さの中にいるよりも、さらさらと流れる水の中にいるような感覚、ふわふわと風の中で漂っている感覚のほうが大事だと思います。
年を重ねていくと特に頑固に頑なになっていくのは普通のことだと思います。
だけどその硬さを取っ払っていかないといけない。

ある芸能活動をしている人が言ってましたが、チャンスを掴んで伸びていく人はまさにそんな感じで、周りにはそんな人ばかりなんだと。私の周りには「あいつはあれを知らなかった」とか「あいつはまだまだ駄目だな」とかそんなことを言っていますが、そんなことは実はどうでもいいことです。それが職人魂でもなんでもない。ただ凝り固まった考え方なんだと思えます。

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私も、そういう考え方に陥りがちなのですが、他人の良いところを取り入れていくことによってそれを防ごうと思っています。
他人の良いところを取り入れるためには他人の良いところに気づかないといけません。ということは、他人の良さを見つけることが当たり前になるので、他人の見方が変わってくると思います。他人の批判ばかりしている人とは、かなり差がでてくるでしょう。それが人間愛みたいなものになればさらにいい感じなのですけどね。

このブログにも、他人のいいところや、尊敬すべき真似すべき事柄を書いていこうと思います。
そして自分に取り入れたらそのことについても書いてみたい。