高齢化社会

現代は高齢化社会だと言われていまして、次第にその度合いが強まって行っているような社会なのですが、みなさんはそのことをどのようにして実感してらっしゃるのでしょうか?
これは都会に住む人といわゆる田舎の過疎地域に住む人とでは感じ方が違うでしょうし、様々な違いがあると思います。メディアがそう言っているからそうなんじゃないの?なんて、なんとなくそう感じてらっしゃる方もいるでしょう。

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私は新築の掃除やクリーニングもしています。そういうところから新築で、高齢者の方のグループホームやいわゆる老人ホームなどが増えてきてるという現状から、高齢化社会にどんどん突入していっているのだなと実感しているところです。
私のところのような小さな会社でも結構多いなと実感しているのですから、日本全体としてはかなりの数なんじゃないでしょうか。古くなった昔の公団タイプの団地をフルリフォームして近くに診療所を建てて医師を置き、緩く管理するタイプの老人ホームとか出てくるかもしれないなと考えたりしますが、新しく建てたほうが安く済むのかなとも思います。いろいろな形態が出てくるとその業界自体がもっと活性化してよくなっていくと思いますが。

今、高齢化社会を考える上で必ず議題に上がるのが団塊の世代の高齢化です。高齢化社会とはこの世代の高齢化だと考えられています。今現在65歳前後のこの世代はあと30年すればほとんどいなくなるでしょう。そしたら今度は老人ホームが余ってくる。これはしょうがないことですが。家や不動産も必ず余ってくる。都心の不動産は値段は変わらないと思いますが、地方ではかなり安くなるのではないでしょうか?

首都圏でも交通の便の悪い物件は値を下げると思います。賃貸でももう古くて駅から遠い物件はかなり下がっています。アパートでも住んでいた人が退去して、新しく住む人を募集するときには必ず家賃は下がっているような状態です。こういう例に漏れずに今たくさん作られている老人ホームも余る時が来るだろうなと思う。

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人口ピラミッドを見てみると、団塊の世代の子供たちの世代、団塊ジュニアの人口がかなり多いので、この世代がいなくなったとき本当に事態が顕在化してくると思う。住むところはほんとに安くなってほしいと思う。
また、文化的に見れば、今現在は団塊の世代が作った価値観や規範みたいなもので社会が動いていると思う。その団塊の世代がいなくなったら少しづつ変わっていくのだろうなと思う。
そこからが新世界の始まりなんじゃなかろうか?

陳腐な例で申し訳ないが、スポーツ新聞の見出しのダジャレもなくなるかもしれない(笑)