世界卓球2016

世界卓球2016がおもしろいですね。
今日、グループリーグで対戦したドイツとトーナメントで対戦することになり、見事ストレートで勝ってしまいました。鮮やかにリベンジしました。

卓球の試合のスピーディーさって、球技の中では最速なんじゃないでしょうか。展開から競技時間からして。今までの練習をあの中で出し切らなければならないのは酷かもしれませんね。
いったん調子を崩すとズルズルいってしまいそうになります。ワンセット11点だとまさにそんな感じ。

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福原愛ちゃんも石川佳純さんももちろんすごいのですが、今日びっくりしたのは伊藤美誠選手のまだ15歳の中学生だというのになんというか老獪さを感じる勝負をしていたことです。
相手の裏をかいた攻撃がズバズバ決まっていて、若いからと言って若さで押しまくる卓球ではなく、今までの経験から導かれた次の一打を打っていた、なんてそんな感じがしました。勝負師の臭いがするんですよね。

確かにここの舞台に立つクラスになってくると、最高の経験をしていることだと思いますけど、何か絵になるんですよね彼女の場合。これからが楽しみな人だなと感じました。愛ちゃん佳純ちゃんを超えるのは伊藤みま選手だろうと思います。なんたってまだ15歳ですよ。これからどんなふうに伸びていくんでしょうか。

インタビューでこの世界卓球の舞台で試合をすることを「このドキドキが癖になりそう、キャハハ」って言ってましたから(笑)ちょっとなんか違うんでしょうね。

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このレベルの人になるとどんな分野でもそうなんでしょうけど、卓球の面白さすべてを楽しめるんだろうなと羨ましく思います。凡人が卓球を楽しむって言ってもたかが知れているでしょう。それは毎日練習を続けてきた人だけが持っている特権です。
よく「試合を楽しむ」なんて言い方をしますが、一生懸命練習してきたからそこで切り替えて楽しんで試合ができるんだろうなぁ。凡人が楽しんでも、まだそこは入り口なのかもしれませんね。

このドイツに勝ったことでメダルが確定したので、どこまで行くか楽しみです。といってもあと2つ勝てば優勝なんですけど。

テレビ東京はなかなかやりますね。

卓球中継は新鮮で面白いです。