ショッピングを楽しむ女性

よく考えてみれば、なんで今までそうしなかったのかと不思議に思うことしばし、って感じ。
始まってみると当たり前のように似合っているというその企画、PerfumeがPerfume closetというファッションブランドを立ち上げた。

なぜ今までやらないのか不思議に思ったかというと、彼女たちがそのブランドの服を着て宣伝できるからであり、その彼女たちがモデルとしても合格点を与えられるほどの美しさを持つということを否定できる人はあまりいない、ということからだ。

ツイッターなどのSNSをみていると、男性より女性ファンが目立つのが彼女たちの特徴でもあり、ライブに行くと、彼女たちがどこかで来ていた服を着てライブ参戦している人もいて、憧れの人と同じ洋服を着たいというある種ファッションリーダー的な魅力もある彼女たちならではの企画だと思う。

洋服は主にシングルで発表された歌の世界を表現したもののようだが、これからはもっと展開していくだろう。

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ライブに行くと物販コーナーがあり、長蛇の列を形成しているライブもかなり多い。
わたしは全くと言っていいほどグッズ関係には昔から興味がないので、何時間も並んで売り切れ御免のグッズを手に入れる喜びは多分理解できないが、グッズの売り上げは、今やCDが売れない昨今において、アーティストの重要な収入源になっているということが盛んに言われている。

ファンとして取り込み、そして囲い込み、物を売っているその形態は、今の商売の形だと思う。
そのうち、日用品とかも売り出すかもしれない。リピートを期待して消耗品なども取り扱うようになるかもしれない。
あ~ちゃんがプロデュースした日田の山奥の水とか。
全然いい感じだと思うがどうだろう?



このプロジェクトは、もしかしたらであるが、彼女たちが引退した後の外の世界とのかかわり方を表しているのかもしれないと思う。
ファンが一番恐れているのは、2020年東京オリンピック後のperfumeの活動だろう。
オリンピックは目標でなく通過点だと言ってほしいのだが、謙虚な彼女たちからそのような言葉は出てこないはずだ。
2020年後に表舞台に出てこなくなるとしたら、もしかしたら、この企画を通じてファンとのつながりを維持していくという彼女たちの想いがあるのかもしれない。
作られるブランド商品も彼女たちの年代に応じて変わってくる感じで、ファンとともに歳をとるということを考え、彼女たちなりのアプローチでその年代を美しく生きるということをテーマにしたブランドになるのなら、それはそれは素敵なことだと思う。

パフュームマタニティーももしかしたらあるのかもしれない。

だけど今は、最先端を走っていてもらいたいなぁ。

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