アメリカ大統領選挙

あまり報道がないのだけれど、不動産王とか莫大な資金力があるとかいうふれ込みでアメリカ大統領選挙を戦っているドナルド・トランプ氏なのだが、この度のNYタイムズの調査によって650億ほどの負債があることが判明したそうだ。これは当初の自己申告額の2倍にあたるという。これって大丈夫なの?

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私みたいな普通の一般人が知っているトランプ氏のイメージというのは、とにかく歯に衣を着せぬ過激な発言だったり、不動産で大儲けして潤沢な資金で大統領選を自己資金で戦っているというあくまでイメージなのだが、そのような印象を持っている。
ところが今回のNYタイムズの調査では、氏の所有するゴルフコースとかホテルとかであろう、その資産の負債総額が650億円にも上っているという。氏は、私の所有する企業には一兆円の価値があるとか言っていたらしいが、これはまずいんじゃないだろうか?

選挙に入る際には、選挙管理事務所みたいなところに個人資産報告書というものを提出しなければならないらしいが、そこには315億の負債があると明記されていたという。この事実を先に知っていればこの人のイメージはもっと変わっていただろう。ただ選挙管理委員会みたいな場所にすべての資産を報告する義務はなく、この負債についても合法性があり虚偽記載には当たらないとしている。特に詐欺等の犯罪ではないのだ。

だけど氏は自分が不動産業界で華々しい成功を収めたことをアピールしていたし、日本のニュースでもそのことばかりを報道していたと思う。商才にたけている私がアメリカの大統領にふさわしいと。資産は一兆円を超えるとかなんとか。
これらはすべて疑問符が付くようになってしまった。

氏が所属する共和党内にも氏の確定申告書の提出や、保有資産の外部調査などを求める声が多数上がっているが氏は応じないという。これでは疑惑はますます大きくなるばかりだ。ここのニュースでは、結局、氏が大統領になることによって、氏の持っている企業に恩恵があるような政策をもって、氏の負債を軽減させようとしているのではないかと、柔らかい表現で書いているが、言い換えれば、大統領になって自分の懐にお金が転がり込むような政策をやって、お金もうけしようと企んでいるということなんじゃないだろうか。
これはヤバい。ヤバい奴だ。

これが本当の話かどうかは分からないが、ソースがNYタイムズという信頼のおけるところなので、多分事実なのだろうと思う。
これでクリントン女史は安泰なのかもしれない。もしかしたらNYタイムズの調査はクリントン陣営のさしがねか?このネタをここまで引っ張ったのも納得できる。早い時期にこのネタでトランプ氏が離脱してしまうと、新たな候補者が出てきて十分な活動を行うことができる。今の時期ならそれほど選挙活動できないまま大統領選に突入することになるからクリントン陣営に有利な展開になるだろうからだ。

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この辺はどうだかわからないが、とにかくトランプ氏はこれからどうなるのか注目したい。
そしてアメリカ大統領選挙の11月8日はどのような結果が出るのか楽しみだが、多分クリントン女史になるだろう。
小池百合子東京知事とクリントン女史って何か似たところがある。
見た目の話ですけど。

でもよくよく考えると、一兆円の650億円だから一割にも満たないわけで大したことないのかもしれないと思ったり。
どっちなんだ!?

http://news.livedoor.com/article/detail/11915264/