ZEPP ダイバーシティー

ちょっと前になるが、テレビにドリカムのUSJでのライブ中継をやっていた。
楽しみにしていたのだが、いざ中継を見てみると唖然とした。ボーカルの調子が良くないのだ。
そう思った人も多いと思うがどうだろう?
吉田美和と言えば歌唱力も表現力も満点に近い人で、歌がうまいという代名詞的なものに吉田美和という名前があったと思う。
みんなが知っている歌がうまいという人だろう。だから余計に残念だった。

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もしかしたら年齢的なものなのかもしれないが、まだまだ早い。
若いころ歌がうまかった人も、例えば松田聖子さんや岩崎宏美さんなどだが、年齢を重ねるにつれ、なんだか楽な発声をするようになるのか、歌に腰が無くなり、下手ではないのだけれど、なんだか残念な気持ちになってくるが、これは仕方がないのだろう。
ファンとしてはいまだに歌っていること、ステージに立っていること自体が大切だと思うだろうし、実際そうなのだと思う。
年齢とともにスタイルが変わっていくものなのだというふうに捉えたい。

MISIAの場合まだまだそんな年齢ではないが、のどの調子があまり良くない時期もあったように思うし、精力的にライブを行うあまり擦り減ってしまうんじゃないかというような心配を俺はしていたのだけれど、全くの見当違いだったことがsummer souljazzを見に行ってよくわかった。
間違っていてこんなにうれしかったことはあまりない。

misia souljazz

今回のライブはZEPPのダイバーシティーのほうで行われるようで、こんな小さい会場で見れるというプレミア感満載だ。
ZEPP東京でもMISIAを見たことあるが、考えてみたら、そのライブ以来のMISIAだった。かなり時間が経っていると思う。
小さい会場と言えば、無くなってしまった横浜のブリッツで久保田敏伸さんをゲストに迎えたライブを見たことあったのを思い出した。

バンドの編成はドラムにMISIAにベース、キーボード、tp、tb、tsのホーンセクションというどちらかというとミニマムな編成だ。
しかし、これ以上必要もなかった。
歌のエッセンスがよく聞こえるように見えるように感じたし、グルーブ感もわけわからんくらいだった(よかった)。
ステージも何かアットホームな感じがしたし、それはたぶんtpの黒田さんのおかげかも(いい意味で)しれないが、本当に楽しめた。
自分が歌う歌のリズムというか歌自体に、自分でノッていって盛り上がっていくような感じがするし、それを歌が好きだからとかなんだからとかいう次元ではないものを感じた。
私が言うのもなんだが、このレベルでも歌がうまくなっているというか艶がノリまくってきている。
確実に進化しているのだ。
ちょっと恐ろしいレベルだ。

このsouljazzという試みは、いわゆる企画ものっぽい感じみたいだが、ほんとにいいバンドだと思うし、もっと定期的に続けてもらいたいと思う。
今、ラジオ聴いていたら本人も気に入っていて、終わるのを寂しく思うと言っていたくらいだし、見に行った観客も同じ想いですよ。
いつもは予定調和のアンコールも、本編が終わった後、何を見ているのかわからなけどすぐにスマホを見たりする人もあまり見えなくて、まだできるもんなら何曲か聴きたくて一生懸命手を叩いていたように思う。

私がそうだったんだけど(笑)

できることなら今週末大阪で見たいと思うくらいにいいライブでした。



もしMISIAがもっと年齢を重ねた時、現役でいるならば、このような編成のライブをやっていてほしいと感じた。

ライブが終わり、満月を見ながら帰宅して、

お台場の満月

ネットでCDを予約しました(笑)

公式にトレーラーが出ていたのでご紹介。

「最後の夜汽車」は、さんまのまんまの出演時に言っていた甲斐バンドの曲でしょうね。
ライブではCDに含まれていない曲もあるので、やっぱりDVDは必要だなぁ。

「つつみ込むように」もよかったなぁ。

最後にいろんな人から花がライブ会場に届いていたのご紹介。

花1

花2

花3

あ~、大阪行く人うらやましい!(笑)
絶対楽しいよ~!

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