フォックスサイン

とうとう行ってきた。見てきた。しかもRED NIGHTとBLACK NIGHTのTWO DAYSだ。
自分にとってBABYMETALの初ライブが東京ドームだなんてちょっとどうなの?って感じだが、それは素晴らしい体験になった。

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東京ドームは音楽を聴きに行くところではないと常々思う。音が小さく音圧もないからライブに入れないというか没頭できずに覚めてしまうことが多い。今日はドームのグラウンドに降りたアリーナ席だったから、音圧はなくてもライブには没頭できた。
しかし要因はそれだけではない。やっぱり生の演奏はいいなと思う。ギタリストのソロなんかを聴いてるとその演奏者のメンタルな部分とかエモーショナルな部分とかが出てそれに心動かされる部分が多々ある。ライブの構成もダレたりする部分もなく、うまいことテンションを保ったままラストまで突っ走る感じだ。ちょっとしたジョークもなかなか効いている。今回は紙芝居でシン・ゴジラが出てきた。うまいとこ突いてくるなと。



衣装とかもいろいろ気になっていたのだけれど、基本的な変更はなかったようだ。初日のRED NIGHTの衣装はBLACKとGOLDで丁度METAL RESISTANCEのジャケットと同じ配色だ。初日のセットリストもメタル・レジスタンスからの選曲が多く、そういうことだったんだろう。THE ONEの衣装に至ってはキンキラキンでした。

というわけでBLACK NIGHTのほうは黒と赤の衣装でデザイン的には世界ツアーを回った黒を基調とした衣装よりも赤色が多いような感じだ。スカートが赤でそれに黒いレースを巻いていたような気がしたが。スーちゃんのスカートは後ろのほうが少し丈が長くなっているような仕様だった。もちろん黒と赤はBABYMETALの基本的なカラーであり1stアルバムの配色でもある。



今回の二日間は「合わせて一日」という合わせて一回のライブのような感じで、セットリストに重複がない。こういうライブのあり方はなかなか面白いと思った。聞けてないアルバム曲など必ずあると思う。どのようなアーティストでもアルバムの中でライブでやらない曲はあるもんだ。そういう曲に光を当てるのはいいと思う。ファンはうれしいに違いない。
そしていったん始まったら終わるまで止まらないということを時計の針の比喩で説明があったが、そういえば、円形ステージのステージは時計回りにぐるぐる回っていたなと思う。

初日と二日目を比較してみると、曲としては初日のほうが好きな曲が多かったが、ライブとしては二日目のほうが盛り上がっていたような気がする。
いきなり十字架に磔にされた三人が出てきたところから始まるいつものBABYMETAL DEATHはそれだけでもテンションが上がる。メタル関係にこういう様式美みたいなものは不可欠なのだ。5万5千人のメギツネでのソイヤソイヤはドームに鳴り響いてそれはそれはすごかった。全体的にすべての曲でシンガロングの部分を作って長回しで歌わせるようなことをやっていた。イントロも何回もリピートしたりして。



帰ったばかりでうまくまとめられないが、とにかくネットで言われていたことは本当だったなと思っている。
もあちゃんのコロコロ変わる表情がかわいいと思ったし、スーちゃんの歌っている横顔のカッコいいこと!それだけで逸材ですよ。マイクがよく似合う。ゆいちゃんがニコニコしてダンスしている姿はかなりヤバいということも肉眼で確認してきた。
ドームの客席に向かって「かかってこいよ!」と叫んで始まったドームライブだったが、最後の挨拶で花道で滑って転んでしまうというオチが付いたのがスーちゃんらしくてなかなか興味深い。このままBDにしたらいいと思うが世界中の人が見ると考えたらどうなんだろう?これくらいのジョークは通じるのだろうか?

このドームライブの模様は日本各地のZEPPという名前の付くホールでライブビューイングが行われるらしい。
10月5日の平日だそうだが、何気になかなかの高価なチケットだと聞く。だが、この二日間の全模様とスーちゃんのズッコケが見れるなら、そしてタオルもついてくるというなら安いとは言わないまでもそれだけの価値のあることだろう。

でもちょっと高いよね?

BABYMETALのメイトさんたちは、忠実な僕なのかグッズの購入率も高いように見受けるし、なんにしろTシャツの着用率が異様に高いと思う。
ライブビューイングもタオルのデザインひとつで売り上げが変わったりするんじゃないだろうかと思うがどうだろうか?

次回は気が向いたらライブの流れを追っていろいろ感想を書いていこうと思う。

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