携帯電話

以前に携帯電話関係の仕事をしたことがあります。
関係といっても工事のほうですが。
今いたるところに、マンションの屋上なんかに携帯電話用のアンテナが立っているのをご存知だと思います。
マンションの一室に機材をいれて屋上にアンテナを立てるんです。
それに伴う解体作業やクリーニングなどをやっていました。

うちの会社の上にいつもお世話になっているリフォーム屋(建築屋のリフォーム部)がありましてその上には大きな電気屋さんがいます。
この状態なら下請けの下請けで孫請けってことになるんですけど詳しく聞くとうちはやしゃ孫請けだと言うんです(笑)
元請け、下請け、孫請け、ひ孫請け、やしゃ孫請けって感じです。
ほんとはも一つ下かもしれないという話でしたけど。。。

当時は携帯電話ってだけですごい!?って話でした。
成長産業だし仕事もずっと続くというようなこといってましたね。
現場にはちょっとした熱気のようなものもありました。

最近になってその大きな電気屋さんから仕事の依頼があって会う機会がありました。
話をしていて当時の話になりました。
「あれってなんだったんでしょうね~?」
と言うんです。
携帯電話ってだけでイメージのみで走っていたんではないかと。
成長産業に乗れた興奮のようなものがあって結局それだけだったんではないかと。
結局電気屋さん以下は儲かっていないようです。
うちも4つか5つくらい現場やってやめましたし。
安かったしそれでも資金繰りが悪く支払いが遅れがちでしたし。
監督さんもなんかかわいそうでしたね。
上のほうはもちろん儲かってるでしょうけど。

 

この業界はこの元請け~やしゃ孫請けみたいな構図がいたるところにあるんです。
これでは結局のところ不利益を被ってしまうのはお客さんなんですよね。
金額分の利益は受け取れません。職人も食っていかなきゃいけないですし。

なのでハウスクリーニング業界の人達はネットを駆使してダイレクトに営業しようとするわけです。(話が飛びまくっててすいません(´・ω・`)
お客様、職人双方とも効率よく利益が生まれます。
個人経営のハウスクリーニング屋さんで腕が立つ人が多いのもうなずけますね。
個人で大きいところに挑もうとしてるわけですから。

 

明日は孫請けの仕事です。ワンルームのクリーニング3つ。
今日も行ってきたんですけど。
元請けとその仕事を一括で請けている下請けが陰で掃除のことを「マイペットでしゅっしゅっ」とかいってバカにしてるようなので軽くひねってきます(笑)