Tシャツ

昨日、LAでの公演を成功させたBABYMETAL。
本当に海外での人気はすごいものがある。今、本当に面白い存在だ。

LA公演にを開催するにあたり、新たにTシャツの発売が公式からアナウンスされた。
今やファングッズはアーティストの収入の重要な部分を占めているのだが、BABYMETALも多分に洩れずそうであり、何かイベントがあるとTシャツが発売されて、熱心なファンは「Tシャツ屋」だと揶揄しながらもそれを購入しているというのが現在の状況だ。
これを「お布施」だと一部では呼んでいる。

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なんでファングッズが収入の重要な一部を占めるようになったかと言えば、それはCDが売れないからである、というのが一番大きな理由だろう。言い換えればCDでさえいまではファングッズの一部のような感じだ。
このことを痛感したのはガンズのライブに行った時だ。あのガンズでさえファングッズには力を入れている様子で、多種多様なTシャツやいろいろなものが売られていて大盛況だったのだ。世界的な、世界をマーケットとして稼いでいるバンドがこの様子なのだから、この路線はやっぱり正解なのだろうと思う。

ただ、私としてはそれほどファングッズには興味がなく、あまり購入した覚えがない。
たまにパンフレットを買ったことあるくらいだ。
Perfumeのライブには頻繁に通っているのだが、購入したのはDISCO×3の時のタオルくらいで、これも同行した人が購入していたから俺も、と、優柔不断な性格が災いして購入したもので、ファングッズは買わないなどというポリシーなど一切ないことは言っておきたい。
とにかく食指が動かないというか、欲しいと思うデザインのものがないのだ。
とくに、BABYMETALのTシャツのデザインに関してはまさしくそうなのである。

今回のLAのTシャツのライナップはこれだ。

でもこれって、2017USTOURって書いているよね?ということはKORNのOAの後何かあるのかなぁ???

まぁ、それはいいとして・・・

オーソドックスに、そのロゴを背中に大きく羽のようにあしらったTシャツを軸にして、というか、オーソドックスな普通のロゴTは常に販売してほしいと思う。これなら買ってもいいなと思うが、それは置いていないようだ。
様々なTシャツのデザインはヘビーメタルの様式でデザインされているようで、とてもKawaiiメタルなんて呼ぶことはできない感じだ。「なんてブルータルなんだ!」とデトロイトメタルシティー同様な何か冗談をちりばめた商品説明のコメントついていたが、ドクロや悪魔のような、なんかそれこそブルータルな生き物が描かれたTシャツが多くて、悪く言えば子供っぽく感じる。
ちなみにブルータルとは暴力的で荒々しい、残忍な、とかいう意味があるらしい。まさにクラウザーさんではないか!
Tシャツの色も必ず黒だ。ライブに行くと観客席は真っ黒なので、勇気のある人は黄色とか着て行ってみると面白いかもしれない。

まぁ、色に関してはもう黒でいいと思うのだが、デザインに関してはやっぱり革命を起こしてほしいと思う。
kawaiiとMETALの世界を音楽で融合したように、Tシャツにも何か変化を加えてほしい。
ハート型をブルータルにあしらったものでもいいと思う。BABYMETALのファンは高齢な音楽ファンも多いので、ちょっときついかもしれないが、それはそれで見方を替えれば平和な世界だ。THE ONEの精神には反しないだろう。
あと、値段が少し高くなっても構わないから品質にもこだわってほしいと思う。
オッサンがTシャツを着ていて、その首元がヨレヨレしていたらちょっとみすぼらしい感じになってしまう。若者が破れたジーンズを履いたらファッションになるのだが、オッサンが破れたジーンズを履いたら浮浪者になる、ということだ。気を付けよう。

ただ、この素敵なレディーのような方もいらっしゃる。

オフィシャルから発売されたTシャツを買って着るよりも、もう、ファンベースで好きなデザインでTシャツを作って着る、というふうに時代は移ってきているようだ。今回のLA公演でもそのような光景は見られた。営利目的ではないので目くじら立てるほどのことではないと思うがどうだろうか。
#babymetal_fanart のタグでツイート検索してみると、絵のうまい人はかなりいるし、これTシャツにしてみたらいいかも、と思えるような絵もある。
ファンが自らグッズを作って身に着けるというオフィシャルもデザイナーもうかうかしていられない面白い時代になってきた。

ちなみに私が好きなTシャツは2013summerFesTやReading Leeds Tと言われている落書きのようなデザインのTシャツである。
趣味がいいとか悪いとかは言わないでほしい(笑)

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