白ミサ

情けないことながら白ミサ参戦の夢は海の藻屑と散ってしまったのだ。仕事が押してどうにもならなかった。白ミサじゃなかったら行っていたかもしれない。
自宅で白塗りもやってみた。いいものがなかったので化粧品を買おうと思ってドラッグストアなどに行ってみたがいいものはなく、結局パックみたいな塗ると白くなるクリーム状のものを買って、その上に天花粉をまぶせばいいのではないかと閃いた。で、シッカロールを買っていざやってみたら、なんだか顔が白いおはぎの化け物みたいになってしまい情けなくなったが、どうにかそれでごまかそうとしていたのだ。
やっぱり三善の白いドーランのようなものでなくては綺麗に塗れないようだ。ネットの情報は正しかったってことだ。
しかし残念だ。白いおはぎは参戦できなかったのです。

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BABYMETALのライブに行くと老若男女いろいろな年代の人がいるらしい。というかおっさんの参戦が目立つという。ライブと言えば若い人たちのものだという印象が強いし、しかも若いアイドルみたいな女の子のライブというとおっさん連中は遠慮して参戦しなかったはずだ。昔はね。おっさん連中はちょうど仕事が忙しい年代でもあるしそれどころではないだろう。

しかし、今はアイドルのライブの中心と言ったらおっさんたちなのだ。おっさんたちはそれなりに収入もあり購買力があるので、アイドルたちにとってはいなくてはならないお客なのだ。BABYMETALも最初についたファンというのはヘビーメタルという音楽ジャンルのファンというよりもアイドルファンだったと思うし、そのファンがいまだにBABYMETALを応援しているので、今現在でもおっさんが多いということがいえる。

もう一つはPerfumeのようなアイドルだけどカッコいい音楽をやるグループがアイドルの垣根を取っ払ったというのがある。Perfumeがブレイクした時も、昔からついていたおっさんのアイドルファンがいたのも事実だが、昔のテクノブームで音楽に熱狂したおっさんファン層も取り込んでしまったのだ。その結果、音楽好きなおっさんファンも、何の恥ずかしさもなくアイドルのようなかわいい女の子のライブに通うようになったということがいえると思う。
この下地があってこそのBABYMETALなのだと思う。Perfumeでの経験がライブに関する想いを完全に自由にしたんじゃないだろうか?そのように感じている人は多いだろう。
実は、私もその中の一人だ。

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これはいい傾向で、日本に新しい音楽の文化みたいなものが始まるんじゃないかと思う。
その証拠に、いまはCDは売れないが音楽フェスは安定した動員を誇っている。各アーティストも自分のグループの冠が付いたフェスを開催したいみたいなことを言っていたりするし、実際に開催したりしている。
フェスが成功するにはやっぱり動員が必要で、それは若い人だけじゃ賄えないものがある。やっぱりおっさんの参戦が必要なのだ。そしてグッズをいっぱい買わなきゃいけないのだ(笑)