巨大キツネ祭り

先日、さいたまスーパーアリーナで行われた「巨大キツネ祭り」というBABYMETALのライブに行ってきた。
しかも2daysだ。
チケットが当たっちゃったんだから仕方がない。しょうがないなぁ、と言いながらニヤついている様が我ながら気持ち悪い。

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とにかくスタートが19時なので、電車で一時間ちょいの距離なら仕事終わりにそのまま駆けつければ余裕で見られる、ということなのだ。
ただし前のほうに行くことはできないだろうけれども。

初日はCブロックというステージに近いほうから、A、B、CのCブロックなのだから落ち着いて見れるなと思っていたのだが、そんなことは微塵もなかった。前方にいたのでものすごい圧縮に見舞われてしまった。人の隙間からCブロックとBブロックの間にスタッフが並んで配置されているのだが、そのお兄さんたちがみんなでブロックの囲いの柵を踏ん張って支えているのが見える。サークルができる時はスタッフのお兄さんたちも大変なのだ。

スタッフのお兄さんたちで面白かったのは、盗撮を見つけるときに後ろから忍者のように近づいて、その現場を押さえようとしていることだ。まぁ、盗撮なんてやっている暇はないのだが(笑)
(※上の写真はもちろんフリー素材です)

二日目はAブロックだったが、到着が開始時間近くになってしまったので後ろのほうでゆっくり見ることにした。
初日には見えなかったものがいろいろ見れた。ライブにはいろんな楽しみ方があるもんだ。



今回のライブの特徴は、ステージのバックに映像を使用したところだろう。
これまではバックドロップというプロレスファンならあの技を思い出してしまうのだが、そうではなくて、ステージ後方に吊り下げる自信のロゴを描いた大きな垂れ幕のことで、それを利用していたライブが多かったように思う。まぁ、一番簡単で安価だけど有効なものだ。
日本で開催されたライブのアリーナクラスではセットが組まれたこともあったが、このようにステージのバック全部がスクリーンになったものは初めてだと思う。

これを見て何を連想したかといえば、それはガンズ(Guns N’ Roses)のライブだ。
ガンズのライブはまさにこんな感じだった。
ライブが始まる前は、このスクリーンにパソコンのスクリーンセーバーのごとく、バンドのロゴが動いているという感じだ。
世界をツアーして回っているバンドのセットと同じようなセットが出来上がったということは非常に興味深くて、これなら、海外のアリーナクラスのお客さんならセット的にも満足させることができるということになると思う。サッカーでいうワールドクラスのライブということだ。

海外でツアーするにはできるだけ荷物は最小限にとどめたいだろうから、これはうってつけのものになるだろう。
今回はそんなテストも考えられているんじゃないだろうか?
まだ大阪のほうのライブが残っているので詳しくは書かないが、かなりの高画質だし、スクリーンによる曲の演出もいろいろ凝っていて楽しめるものだった。

お客さんもだんだんと女性が増えてきたように感じる。そして当たり前のように、このために来日した外国のファンもいるというのがすごい。
今回は平日だったので来られない人もたくさんいただろうから、次回はぜひ休日にしてほしい。
そうしたらチケットはもう取れないかもしれないなと。

後は新曲とか新しい展開が欲しいところだ。

大阪の城ホール終了後に何らかの発表があると思うのでそれを楽しみにしている。

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