レッドホットチリペッパーズ

むぅ、今度はメタリカか・・・。
現在、レッチリのUKツアーに帯同しているBABYMETALなのだが、ガンズの日本公演の前座の前になるんだろうか、韓国でのメタリカの公演のオープニングアクトをつとめることになった。
素直に言えばこれは快挙で、ここからまた夢が広がりんぐって感じなのだが、なんで韓国だけなんだろうとかいろいろ考えてしまう。
これって結局、急なオファーだったのだろうと予想される。

ガンズもBABYMETALが出演すると聞いてあわててチケットを買った人が多数なのだが、いずれも普通に買えたようなのである。メタリカのほうもネット情報なのだけれどもチケットがあまり売れていないと聞く。結局動員を増やすためのカンフル剤的な役割をBABYMETALに求めているんじゃないかと思う。

それでもすごいことだ。
一目置かれているということなのだから。
メタリカ公演の後ガンズなので日程的にかなりキツイもんだなぁと。
しかも、両方とも大御所だよ(笑)

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レッチリ公演のほうはうまくいっているようだ。
これからツアーを回って最後にまたロンドンだから、そのときにどうなっているか楽しみである。はっきりいって、初日はあまり人が入っていなかったようである。これが公演を重ねるにつれ噂が噂を呼んでって感じで、最終公演には前座なのにほぼ満員の観客とかなったらはっきり言って泣く自信はある。




BABYMETALのファンて今の状況をほんとに楽しんでいると思う。メタル・ハートをもつスーちゃんが超アウェイのなかを突き進んでいく姿に惚れ惚れする。なんであんなにメンタルが強いのかわからないが、ウケなかったら大変なことになるという想いよりワクワクする心のほうが勝ってしまうのだろう、たぶん。
彼女もまたその状況を楽しんでいるようだ。
ペットボトルが飛んできても蹴っ飛ばしたり、それこそ空手で叩き落としたりしてしまうのではないか?
またそれはそれで伝説になりそうだけど。

今は超チャレンジャーって感じで突き進んでいっているけど、BABYMETALがちょっとした大物になってきたらまた感じが変わってくると思う。アウェイな場所が少なくなってくるということにもなるかもしれない。ということは、いまのこの超チャレンジャーって感じのBABYMETALは今しか見れないということだ。
数年後振り返ることがあったとしたら、今が一番面白い時だったね、という感想がでてくるかもしれないなと。




ところでBABYMETALがこのまま活動していってメタルや音楽界の大物みたいな感じで言われる時が来るのだろうか?と思う。
「大物」みたいな言い方はなんだか似合っていないなと。

BABYMETALのコンセプトが存在しえるのは、メタルという音楽の大御所というか歴史を背負っているバンドがいるからだと思う。王道があるから異端が存在するっていうかそんな感じだ。王道バンドがいなけりゃ異端のものは目立たない。カウンターカルチャーと呼ばれるようなものなのだろうか。
ピーターバラカンがBABYMETALについて言ったことはまさにこのことなんじゃないだろうか。

ただ、今のこの時代に何が王道で何が異端かなどと言っても仕方ないような気がする。
それはもう観客がジャッジすればいいことなんだと。

ただ今の気持ちを忘れないでいてくれればそれだけでいいと俺は思う。
謙虚な彼女たちに何も心配はしていないけど。

BABYMETALが大物になれるかどうかってことは、これからの音楽性や活動、パフォーマンスにそれは託されている。
コマーシャリズムに身動きが取れないような不自由な想いをしないように、純粋に音楽をやってほしい。

これからどうなるかほんとに楽しみだ。
多分ファンは同じことを考えていると思う。

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