会社

正月休みの後は連休ですか、そうですか。
今日は昼間にテレビで見ていた人が捕まったりして、びっくりな日でした。
10代の妻とか・・・罰が当たったんでしょう。
こういう暴露っぽいことは、今年もますます増えていきそうですね。
人の振り見て何とやらです。兜の緒を締めていきましょう。どこにも誰にも勝っていないのですが。

しかし、どのようにして出会ったんでしょうね~?

謎です。

世の中の興味はここ一点にあるでしょう。


ブラック企業と書いてしまいましたが、そのブラックぶりにもいろんなものがあるでしょうし、私にはなじみの深い非正規社員のことについて書いてみようかなと思います。
派遣さんですね。

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契約社員など雇い主にとって都合のいいコストがかからないような人々、未来に対するリターンのないリスクをとって働く人々がいなくなったら、たぶん、日本の経済は成り立たないところが多く出てくるでしょう。
バブル以降、そしてリーマンショック以降、企業はアウトソーシングや契約社員の登用により、異常なほどコストカットをしてきました。マスコミも正社員にならずに自由に働くような生き方を奨励するようなCMを流したりして、新しい時代が来たような空気感が作られていたように思います。

しかし、転職するごとにキャリアアップしていけるような人はごくまれで、契約が切れることをストレスに感じていたり、歳を重ねるにつれて、いつ契約を切られるのだろうかという漠然とした不安の中で仕事をしているという人のほうが多いでしょう。あるいは昇給など全くないのかもしれません。

よく、テレビの討論会などで日本の企業の社長クラスの人が、つらい労働環境で働く人たちや契約社員や派遣という労働形態をとるものをとる人を少し馬鹿にしたような言い方をしたり、そんなんじゃだめだと言ったりしているのを見たりしますが、その社長さんたちはこういう人たちがいるから自分の会社が成り立っているということが理解できていないのかと愕然とすることがあります。

いろんな形態で働く人がいて、いろんなジャンルの仕事をする人がいるからこそ社会が成り立っているというのに。
みんながみんな耳触りのいい仕事についたら社会なんて成り立つわけがない。



これらの問題を解決させるには、給料のアップしかないと思います。
非正規を雇うなら、雇い主が楽な分だけもっと賃金が多くないとおかしいと思うのですが、一時的な不況でかなり賃金が下がってきたように思います。下がったものはなかなか上がりません。上げるのは難しいです。
建築の派遣はバブル期と比べてもあまり賃金が変わっていません。物価が上がってきているので実質的には賃金は下がっていると思います。
給料が増えると解決できる項目は増えます。だけど、その分私たちが消費するサービスや商品の値段にすべて跳ね返ってきます。
だったら年功序列という考え方があります。
若い頃はつらいが、歳を取るに従って労働環境も良くなり給料も上がる、ということであればなんとかなりそうですが、もうそんな制度は崩壊していますし、歳をとると逆にリストラの影におびえなければなりません。

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今は外国人労働力に頼るところが多くなってきています。
建築業界でも、最近はベトナム人が多くなってきたように思います。
聞いた話なのですが、外国人労働者を雇用するには住むところを確保してやったりといろいろコストがかかり、若い日本人を雇うのとそれほど変わらないそうです。ただ、その契約期間は確実に労働力があるというのがメリットだと言ってました。

派遣の人が言ってたことなんですけど、仕事探しをしていると、給料の安いところは仕事が楽でもなくておまけに仕事もきつい、建築関係は割とマシな方だ、としみじみ思ったそうです。
この人は、はじめに小さな飲食関係で働いていたのですが、まともに給料をもらえず、それでも働いていたそうなんです。
店の資金繰りが厳しいのを知っていたし、お金のことはなかなか言い出せなかったと。仕込みから何からやっていたので、あまりじっくり考える暇もなかったそうなんですね。

そんな仕事はやめろなんて外野はよく言うんですが、それは外から見てるからそう思えるだけであって、中にいるとがんじがらめで動けなくなっているんだろうなと思います。
そういう人は体や心に異常をきたさないと、結果としてその仕事から離れられないのは悲劇です。


社会的状況を鑑みて、人手不足でこれからどうなるか、というところでしょうか?

バラバラといろんなことを書いてしまいましたが、とにかく賃金アップで解決できる事柄は多いのでそこに期待してしまいますね。