レスター優勝

レスターが優勝してしまった。
非常に喜ばしいことだ。試合に勝って優勝を決めたかっただろうがそんなことを言っていられない感じ。
なぜなら132年ぶりというかクラブ創立以来の快挙だ。

レスターの優勝がどれだけすごいことなのかという比較がいろいろと語られているが、ブックメーカーの倍率でもレスターが優勝する確率は5000倍に対し、ネッシーが発見される確率が500倍、プレスリーが現在もなおひっそりと生きているというのが2000倍と、それ以上にありえないと言われていた事柄なのだから恐れ入る。

まさに歴史の目撃者となったとなったのだ。
伝説の誕生である。
今の先発メンバーはレジェンドと言われちゃうかもしれない。
そこに岡崎が入っているのだから喜びもひとしおだ。

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今回のレスターというチームはちょっと違うかもしれないけれど、日本においてはダメなチームが頑張って結果を出していく勝利をつかんでいくという物語がいろいろあったと思うし、洋物でもそういう物語は広く受けいられたものだ。それは野球の物語がやっぱり多かったと思う。

有名な、斜に構えた男の子がかわいかった「がんばれベアーズ」とか、ビッキービッキー赤ガエルー!でおなじみ日本でやっていた30分ドラマのレッドビッキーズとか。アパッチ野球軍とかはちょっと違うか(笑)いやいや古いですね。とにかくこういう物語は共感を呼ぶし、感情移入しやすくヒットしやすいと思う。

レスターというチームも選手の給料は安いし、ほかのチームを追い出された選手たちが頑張って結果を出していったというところにすごく感情移入できて、このレスターシティーが優勝を勝ち取ったということが映画になりそうな、いや、映画よりも映画のようだという表現が似合っているような感じを多くの人が持っている、多くの人がそう感じているというところがすごいですね。

サッカーでは弱いチームでも90分間自陣に引いて守ってカウンターに賭ければ、強豪相手にでもそれなりの戦いができ、もし成功して勝った場合ギャイアントキリングなんて言ってますが、レスターの場合リーグ優勝ですからそんな戦法が毎回毎回通用するわけはないはずです。対戦相手もしっかりと研究してくるので。でも、ここまで来てしまったということは素直に強いということなんでしょう。

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ここまでサッカーファンを幸せにした優勝ってここまであまりなかったと思います。
世界中のだれもがこの優勝を讃えているような感じですね。
これから優勝パレードとか、セレブレーションとか、残りの消化試合もあるけれど、すべてをいい気持ちで見ることができます。

そこに岡崎慎司選手がいる、ってのがまたすごいなぁ。