野良猫への餌やり問題について考えているところですが、ここでもう一つの大きな問題である鳩への餌やり問題について考えてみたいと思います。ちょっと前になりますか、ニュースで過剰な餌やりをしている男が話題になっていましたね。あれは近隣の人にとっても迷惑なことです。
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住宅地で鳩に餌をやっている人はあまり見かけません。一方、公園や河川敷などで鳩に餌をやっている人はごくたまに見かけます。大っぴらに餌をやっている人ってもう見かけなくなったのではないでしょうか。
昔は、公園の売店などに鳩用の餌を置いてあり、そこで購入して餌をあげていたということを聞いたことがあります。今はそのようなことが無くなったのは、鳩の生態の研究が進み、鳩に餌をやることが鳩の生態にとってはよくないことだと分かったからだと思います。それは私たちの住環境にも悪影響を与えいいことはありません。
人間が与える餌というのは栄養がありすぎるため繁殖が促進され、過剰な頭数の鳩が生まれます。あまりに多すぎると駆除の対象になりますし、大量に餓死してしまう可能性もありいいことはないのです。私たちの住環境については鳩の糞の害があげられます。鳩の糞にはいろいろな悪い菌がくっついており、私たちの健康に大きな被害を与えることもあるでしょう。こういうことが近年になってわかってきたので、公的にも鳩への餌やりは禁止していることが多くなったと思います。
こちらは東京都の環境局のホームページです。やっぱり餌やりは禁止していますね。
https://www.kankyo.metro.tokyo.jp/nature/animals_plants/birds/please.html
このページをよく読んでみると野生動物を飼うことは禁止されているんだなということがわかります。これは私も知りませんでした。
まさか、マンションのベランダで鳩に餌をやっている人はいないと思いますが、マンションのベランダのハトの糞の害というのは深刻なものですね。そういう害にあっている人が、近所で鳩の餌やりをしているのを見たら憤慨する気持ちもよくわかります。
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私の家の少し歩いて行ったところに二階建ての木々が茂った一軒家がありますが、そこに鳩が大量に住み着いているんです。たぶん餌をやっているのでしょう。もちろん人が住んでいます。ハトの糞も大量にあります。もしかしたら住人の方には十分な情報が届いていないのかもしれません。近所の人にとっても迷惑な話なんでしょうが、ハトの糞はそこに集中しているためか静観している模様です。というのは、実際は知りませんが、あまり変化はないのでそのように見えますね。
一部を除いては、鳩の餌やりについては結論が出ていると思います。
問題は野良猫への餌やりですね。野良猫は厳密には野生動物とは言い難いのでやっぱり難しい問題だと思います。
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