焼き魚

ハウスクリーニングを依頼されたらとりあえずと言いますか、必ずですが現場を見に行くことにしています。現地まで見に行かないと後で問題になったりすることがあるので、必ずいろいろと確認することにしているんです。

電気設備はちゃんと作動しているか、とか、網戸は破れていないか、忘れ物はないか、フィックスの窓で外の掃除ができないところはないかなど、個人的にですがいろいろと項目がありチェックをしています。

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この状態の現場っていうのは一番生活感が残っているときなので、多種多様な状況を見ることになります。比較的きれいにしてオーナーさんに返す人もいらっしゃいますが、ほとんどは引っ越したまま掃除機もかけずに、という感じですね。どうせお掃除代金を取られているからいいんだ、という感じでしょうか、まぁ、それについてはどうでもいいと思います。それによって私たちの仕事が軽くなることもあまりないと思いますし、立つ鳥跡を濁さず、という意味のほうが大事なことだと思います。

自分がお世話になった部屋ですからそれなりに感謝をこめて掃除機くらいはかけたらいいのにと思いますが、引っ越し当日というのはいろいろと忙しいのでそんな暇もないでしょうね。引っ越しの業者さんも待っていることでしょうし。

キッチンとかいろいろと確認していくうちに、あ、これはものぐさな人の住んでた部屋だなぁ、と思うことがあります。新築なのに汚れがかなり付着していたりとかして、一回も掃除をしていないんじゃないかと疑うくらいの現場もあります。ですがそんな現場でもシステムキッチンのグリルをガラガラと引っ張り出してみると綺麗な場合が多い。使っていないんでしょうね。面倒なので魚なんか焼いてられない、と。

そういう確率ってかなり高いですね。レンジフードのシロッコファンはかなり油汚れがくっついていても、グリルは綺麗な場合が多いです。一人用の住まいですと、魚を焼いて食べている人の割合ってかなり低いんじゃないかと思います。
一人用っていうことは若い人が多いですからね。こういう結果から見ても、魚はやっぱり年輩の方がよく食べているように思います。

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グリルの掃除で時間を取られない分ありがたいのですが、ほかで時間がとられてしまいます。お風呂なんて新築で借りて全く掃除をしていないんじゃないかと思うくらい汚れてしまっていても、掃除をすると、汚れの年季が浅いので新築近くまで綺麗になります。そのギャップが面白い感じで、ちょうど汚れでもってコーティングしていたんじゃないかと思うくらいです。

でも、やっぱり掃除はしたほうがいいと思いますが(笑)