シール、テープはいずれのご家庭でもどこかに貼っていると思います。
でもいつかはそのテープは不必要になって剥がさなきゃいけなくなり、なかなか剥がれず苦労したという経験はないですか?

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シール、テープのはがし方とその跡の掃除方法

シールを貼ってある素材によって材料を使い分けます。
強い順からラッカーシンナー(うすめ液)、塗料用シンナー(うすめ液)、エタノール(アルコール)です。
ラッカーシンナーは臭いがきついので慣れていない人は多分無理です。生活圏では使えないと思いますので、市販のシールはがし、オレンジ系のディゾルビットなどを用意しましょう。

まずシールは手やヘラで剥がせるだけ剥がしておいてください。
指でゴシゴシこすってやるだけではがれるものもあります。
ラッカーシンナーが使えるのは木枠やドアの化粧ベニア、表面にビニールのカバーをかぶせてある室内のドアなどです。

ヘラでとりきれなかったシールのノリにラッカーシンナーをつけやわらかくした後またヘラで削ります。それを何回かくりかえしているととれますよ。材質によっては最初に洗剤で濡らしたり油で湿らせたりします。
またシンナーを使うときは目立たない部分で一度つけて試してみてからのほうが無難ですね。押入れの床のベニアについたテープ跡(両面テープが多いですね)は一度水で湿らせヘラで削り、その後にラッカーシンナーをつけヘラで削りを繰り返し、最後はスコッチブライトでこすったりします。それでも板の目にはいってとれないものはかたいブラシでこすります。それでだいたいいけるはずです。

塗料用シンナーを使うのはビニトップ玄関扉、プラスチックなどです。ラッカーシンナーでは色落ちしたり溶けたりしてしまう材質のものにつかいます。やりかたは同じですよ。

あと下の写真のようなアクリル板にはエタノールをつかいます。これは何回か拭き取るだけにしましょう。簡単に傷になりますので。エタノールは薬局で手に入ります。
また、ガラスに貼ったシールなどはかみそりの刃(三枚刃)などで簡単にすき取れますよ。とにかく貼ってある素材に注意して試しぬりもしてから作業してください。

また、市販のシールはがしのほうが簡単でやりやすい場合もあります。試してみてくださいね。使う場合はその成分をチェックしていてください。
だいたいラッカーシンナー系だと思いますが。
ラッカーだと対象物の表面を溶かしてしまう可能性があるので注意書きをよく読んでからやってみてください。

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シールはがし、テープはがし、その跡の掃除の例

これはセロハンテープがくっついたものです。

セロテープはがし

アクリル系の素材でしたので表面をヘラでとった後、のりをエタノールでとりました。

セロテープはがし完成

これはシールの跡です。

スイッチのシール跡

塗料用シンナーでふきました。

スイッチのシール跡掃除完成

これはペンキで塗られた巾木に粘着テープ(布テープ)が貼られていたものです。

布テープをはがす

ヘラで汚れを取りながら塗料用シンナーで拭きました。

布テープはがし掃除完成

これはフックがついていたんでしょう両面テープの跡です。

かもいについた両面テープ

指の腹やヘラを使ってある程度取り除き最後に残ったノリの成分は塗料用シンナーでふき取ります。

かもいについた両面テープ跡掃除完了

これはペンキ塗りの玄関ドアについていたガムテープの跡です。

玄関扉についたガムテープ

ひからびていたのでヘラをいれた時点でほとんど綺麗になりました。

玄関扉のついたガムテープ跡掃除完了

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お掃除番管理人からひと言

塗装面ややわらかいところのテープ跡の掃除って結構大変です。
クラフトテープはまず使わないほうが・・・。
スリオンテープは紫外線にも強く意外といいと思いますが。