お風呂や洗面所にピン止めや髭剃りの刃などをずっと置いておいたら、そこにサビが色移りしてしまってなかなかその汚れが落ちなくて困ってる、ということはないでしょうか?
ここではタイルやプラスチックの部分に移ったもらい錆のクリーニングの仕方について書いてみようと思います。

<スポンサーリンク>

お風呂や洗面所のもらいサビを掃除する方法

お風呂のもらいサビ、結構見かけますね。
こんな感じのものです。

お風呂のもらいサビ

茶色くなっている部分ですね。
金属のサビが移ってしまうんですね。
そのサビが移って間もないなら、クリームクレンザー等でこすればきれいになることもありますが、そのようなものは少ないです。

こういう時は市販のサビ取りを使うことをお勧めします。
ホームセンターにあると思いますが、商品を選ぶ基準としては「チオ」という成分が入っているものがよいと思います。酸化の反対の還元系のものだという自分の中の分類です。
恥ずかしくも化学には詳しくないのですが、チオ尿素、チオ硫酸ナトリウムなど、チオを使っているものは割とあります。
チオグリコール酸ナトリウムはパーマ液の成分で、美容師さんは詳しいでしょう。チオ系、シス系というネーミングで。
実際、今回使うサビ落としはパーマ液の臭いがします。

ペーストよりもジェル状のものが使いやすいと思います。
サビの上に垂らしておけば、そのジェルの中に色素が入っていくような感覚ですね。

<スポンサーリンク>

それでは実際にやってみましょう。

ジェル状のサビ取りをサビの上に塗ったところです。
ちょっとたっぷり目にくっつけます。
すぐに反応してくるところもあって、反応すると紫色が出てきます。

サビ取り塗布

15分ほど経過したところです。
紫色が結構出てきていますね。
それではこれを洗い流してみましょう。

サビ取り塗布後

この洗い流しは丹念に行わないと、紫色がなかなか消えないこともあります。
消えたと思っても出てくるんですね。
これを見ると少し残っているようですので、もう一度サビ抜きを塗布してもいいのですが、タイル床ということもありまして、クレンザーでこすって終わりにしました。

サビ取り完了

これで終わりです。
キレイになってますね。

サビ取り自体は中性のものが多いので、それほど危険ではないですが、成分はキチンと認識して注意書きは読むような習慣をつけたいですね。

次回はホームセンターで商品を買ってレポートしたいと思います。

<スポンサーリンク>

お掃除番管理人からひと言

もし紫色の色素が対象物に移ってしまったら、その素材を確認して判断したのちに、キッチンハイターなどで漂白することもできます。
お風呂のものなら大体ハイターは使えますね。