駐車場に区画を表す白線を引くのを、何とか自分でやってみようと思っている人向けのお話です。
ペンキでラインを引くよりも簡単で長持ちするジスラインという商品を使って白線を引いてみました。
駐車場の区画ラインを引くのにペンキ以外の選択はないものか?
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アスファルトやコンクリートの駐車場で、最初はキレイに引かれていた白線がだんだんと劣化し、見えにくくなった時に、使用者からのリクエストもあり、白線をリニューアルすることはかなり多いと思います。
普通はペンキで行いますが、ペンキでリフォームするとまた劣化するのではないか、劣化したアスファルトの上にペンキを塗ってもそれほど長持ちしないのではないか、という不安もあるでしょう。
あまりにもアスファルトが凸凹していると、養生がうまくいかず、ペンキがはみ出てしまったりします。(後で黒のスプレーで補修すればいいのですが)
さらに、かなり劣化が進んでいる場合ですと、凸凹してる部分が砂と砂利になっていたりして、それを掃除してからペンキを塗るのですが、これですとペンキの密着性の問題が出てきます。
今回は、まさにそんな感じでした。
アスファルトの劣化がかなり進んでいる現場でしたので、ジスラインという焼き付けるタイプの白線を使ってみました。
ジスラインという駐車場の白線の材料の特徴とその施工のコツ
ジスラインというのはちょっと硬めのロールになった白線で、トーチガスで焼き付けて線を引くことができる便利なものです。
1巻5mでだいたい2000円くらいでしょうか。巻が固く、しかも落ち着きが良いので、伸ばせばだいたい真っ直ぐになります。
5mといえば駐車場の区画ラインの長さがだいたいその長さです。
墨出しを事前にしておけばそれに沿っておくこともそれほど難しい事ではありません。
ただ、施工する前にその部分をよく掃除して、プライマーを塗っておかなければなりません。
プライマーとは下地の調整剤とでもいいましょうか、アスファルトとジスラインの密着性を高めるもので、これを塗っておかないとそれほど長持ちしないでしょう。
プライマーは1リットルで1900円くらいです。溶剤系の臭いがしますので気を付けて使ってください。
下地調整が終わり、白線の位置が決まったら、後はトーチガスで炙るだけです。
炙ると下地の凸凹に沿うように少し溶けていきます。表面にブクブクと小さな泡が立つくらいの感じでOKです。
白線の端のほうはよく炙って密着させておきましょう。
トーチガスはバーベキューの時の火起こしの時にも重宝しますので、買っておいてもいいと思います。2000円くらいです。
ペンキが塗れないくらいのアスファルトでしたが、これなら何とかうまくいきそうです。
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ジスラインを設置するのに使った物
- スケールとチョークで墨出し
- デッキブラシで当該部分の掃除
- プライマーとプライマーを塗るためのローラーとトレイ
- ジスライン本体
- トーチガス
以上です。
もし、できそうだと思ったらチャレンジしてみてください。
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トーチガスは通販よりホームセンターのほうが安いかもしれませんね。
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お掃除番管理人からひと言
ペンキでアスファルトやコンクリートに白線を引く場合、水性塗料よりも油性塗料のほうが長持ちすると思います。