英語で「サビなし」という名前のステンレス(ステイン・レス)なのですが、金属の合成割合によって錆びたり錆びにくかったりします。
一般的には錆びやすいですね。

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ステンレスは錆びない?いやもちろん錆びます。

私たちの生活の中でステンレスはいろいろなところに使われています。
まずキッチンが思い出されるでしょうね。それからドアの蝶番とか。外に出れば手すりやサッシ枠などにも多く使われています。

なぜステンレスを使うのか

なぜステンレスを使うのかといいますと、鉄に比べて錆びにくくしなやかで耐久性に優れているからだと思われます。
ステンレスっていうのはもともと鉄をベースにいろいろな金属を加えた合金なのです。ステンレスの中でもその金属の調合の割合やどんな金属を加えるかによっていろいろな種類に分かれ、それぞれに型番号があります。普段使われているのがSUS304という型番で、さらに耐食性を上げるために特化したSUS316やキッチンなどで使われる安価なSUS430などがあります。なお、430なら磁石にくっつきます。試してみるのもいいかもしれませんね。

ステンレスのサビ

写真の手すりは二段になっていて下のほうだけ錆びがきていました。
これはたぶん上の手すりは人が使うのにちょうどよい高さなのでみんな上の手すりをつかんで階段を上ったり下りたりしているのでしょう。
それが手すりを掃除することにつながっている。微妙な手の油の効果もあるかもしれません。下の手すりはみんな使わず埃はたまる一方でたまに定期清掃にまわっているのでしょうがそれでもこのような結果になってしまったようです。
手すりが設置された時ってのはもちろんあたりは工事中ですので、普段よりも錆びの原因になるものが空気中を待っている可能性が高い。そのときに錆びる要因が出来てしまったと考えられます。錆びに私が気付いてからそれほど進行していないようですので。

ステンレスのサビの原因

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錆びの原因になったのは近頃の酸性雨と埃などの汚れでしょうね。汚れが酸性雨をとどめる役目をしている。酸性雨の湿布をしているようなものです。
あと、錆びの原因になるものに塩分があります。海の近くは車や自転車が錆びやすかったり、トタンの波板でできた建物がすごく錆びていたりしますね。海の近くに住むことに憧れをもつ人は多いですが実際は大変だと思いますよ。
そういえばキッチンでも塩分は気になるところですね。キッチンのステンレス部分のカウンターに醤油などを置いておくと錆びますよ。丸く錆びているようでしたら醤油の小さい瓶を置いていたのかな、なんて思いますがどうでしょう。

ステンレスのサビの掃除方法

写真の手すりの錆びの落とし方ですが、スコッチブライトに水をつけて磨けば簡単に落ちそうですね。まだ錆びが深くないようですし。
クリームクレンザーでもいけそうです。パッドにつけて磨いて水ぶきできれいになると思います。

ステンレスのサビの防止方法

錆びないようにするためにはやはり掃除することが一番だと思います。
汚れた状態で放っておくといいことないですね(笑)
あと、油分があると錆びを遅らすことができるのでそのようなメンテナンス用品を使うのもいいですね。

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お掃除番管理人からひと言

食品関係を扱うところ、厨房とかもそうですが、ステンレスをたくさん使っていますよね。
もしかしたら衛生面でも利点があるのかもしれませんね。
銀行関係でもステンレスの扉とか使っているところが多いですが、これは指紋が付きやすいからという防犯上の理由もあるのでしょうかね?