ガラスに貼ったフィルムといえば日焼け止めなどのフィルムがありますが、それを剥がす方法について書いています。
シールやステッカーについても同じ要領でできると思います。
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ガラスに付いたフィルムのはがす方法
ここではガラスに付いたフィルムのはがし方について書きます。シール、ステッカーについても応用が効く内容です。使用する道具材料は三枚刃(スクレーパー、写真を参照・100円ショップでも似たものがあります)、塗料用シンナー又はラッカーシンナー(ラッカーうすめ液)です。
ラッカーシンナーはきついので塗料用のほうが良いかもしれませんね。それでは写真を追いながら説明します。
これは現状ですね。 ステンドグラスのようなフィルムが貼られてありました。
比較的古いタイプのガラスサッシです。
まず、ドライヤーでフィルムを軽く温めておきます。あくまで軽くです。季節が夏なら温める必要はありません。
それから写真のように短冊に軽くスジを入れて置きます。
強く入れる必要はありません。ガラスに傷がついてしまいますよ。
それから三枚刃でちょっと隅のほうをはがしてからきっかけを作り、後は手で写真のようの剥がしていきます。
短冊に切ることによってそんなに力をかけずに済みます。
密着がきつくて手で剥がれないようでしたら刃を入れながらゆっくり剥がしていきます。
最初にフィルムを温めるのはここでの作業をやりやすくするためです。フィルムを剥がすときの特有の臭いがします。はっきりいっていやな臭いです。
フィルムを完全に剥がしました。
あとはこのノリを取り除くだけですね。
ここからは状況に応じて何通りかやり方があります。シンナーをウエス等で塗ってから三枚刃ですきとる方法と、一度三枚刃ですきとってからシンナーを塗って再度すきとる方法です。どちらでもかまいません。
シンナーでなくても市販のシールはがし、またはディゾルビットのようなオレンジ系のものでもいけるでしょう。
ここではそのままでもある程度ノリがすき取れるようでしたので後者のほうのやり方でやりました。
シンナーを塗ってノリを柔らかくしてから再度すきとります。すきとっているときに刃にノリが付くと思いますのでボロ布などで刃についたノリを拭きながら作業します。状況によってはシンナーで拭くだけでOKの場合もありますし、ノリが残っていない場合もあります。シンナー系のものを扱う時は換気に充分注意してください。
ノリが完全に取れましたら弱アルカリ洗剤でガラスを拭き、さらに水ぶきして最後に乾拭きで仕上げます。
これが完成です。
なんか手が写ってますが気にしないでください(笑)
一般家庭の窓にはあまり使われていませんが強化ガラスというものがあります。これには三枚刃は使えません。ガラスが傷になってしまうためです。
その場合はシンナーを使ってうまく取り除きます。今現在では強化ガラスに対応した刃も売っているようです。
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お掃除番管理人からひと言
UVカットのフィルムやガラスはお勧めですね。
フローリングや床材の紫外線による色褪せを防ぐ効果が期待できるんじゃないでしょうか。