子供の頃ってなぜかタンスにシールとかいっぱい貼っちゃうんですよね。
あれは「ここは私が征服した」というマーキング的な行動なのでしょうか?それとも単にシールを貼るという行為が楽しいのでしょうか?
そのシール、いつかははがしてきれいにしたいと思っている人も多いのではないかと思います。
シールはがしなどは、普通、シンナー系の臭いのするものが多く、子供のいるところや、お客さんが近くにいるリフォームの現場などでは使うことができません。ですので、オレンジ系のものを使うことが多いです。オレンジの中に含まれるリモネンという成分がいい働きをするんですね。
で、今回はディゾルビットというシールはがしを使おうかなと思ったのですが、それよりも強く効果的だと謳っているコントラクターズソルベントというこれまたオレンジ系のものを使ってみたのでレポートしてみたいと思います。
これらはホームセンターにもおいていますし、ネット通販でも購入することができます。ホームセンターのほうが100円くらい安いようでしたが。
私はホームセンターで購入しましたが、ディゾルビットで1400円くらいで、コントラクターズソルベントはそれよりも1000円くらい高い値段設定でした。
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コントラクターズソルベントを使ってみた。
コントラクターズは「建設業の」、ソルベントは「溶剤」という意味です。
パッケージにはディゾルビットの文字がありますので、やっぱり同じ部類のものなんでしょう。
成分を見てみますと、
オレンジオイルやミネラルオイル、アロエベラやラノリンに界面活性剤となっています。ラノリンは化粧品の成分に詳しい女性なら聞いたことがあるかもしれませんが、羊毛からとれる脂で成分的には「ろう」なのだそうです。
シンナー系のものは入っていないということが書いてありますね。これは実はディゾルビットと同じなんですよね。成分の構成比が違うんでしょうか?
スプレーした感じはやっぱりオイリーな感じで、臭いはオレンジの臭いがします。当たり前ですが。
それでは、今回家具に貼られたシールをはがしてみたのでそれをレポートします。
家具に貼ったシールをオレンジ系のシールはがしではがしてみた
今回はこのような状態でした。
ニスの塗られた家具にテープの跡のようなものが残っています。
それに、コントラクターズソルベントをスプレーします。
スプレーしたのが下の写真です。
結構粘り気があるためか、それほど垂れてきません。オイルっぽいつやが確認できると思います。
このまま少し、5分ほど放置します。
シール跡が少し浮いてくるので、スクレイパーなどですきとります。
この時、オイルが潤滑油の役割をするので、家具には傷はつかないと思います。
傷が気になるようでしたら、プラスチックのヘラなどを事前に準備しておくといいと思います。
今回はこのすき取りできれいになりました。
もし、木の目にテープ跡が残っていたならば、歯ブラシなどのブラシでこすってみるといいと思います。
完成図が下です。
オイルの成分で艶々になってしまいましたが、問題なかったですね。
ディゾルビットを使ってみたことはないので比較してどうだかはわかりませんが、オレンジ成分でもかなり溶剤としての役割は果たせるなという感想です。
落ちにくいテープ跡なんかもあるのかなとも思いますけど。
家庭でのシールはがしの使用は、やはりオレンジ系のものでなくては大騒ぎになってしまうと思われますので、一家に一本という感じでお勧めしておきます。
コントラクターズソルベントを使う時に注意したいこと
今回はテープ跡が大量にあり、シュッシュとボトル半分くらい使っての作業となったのですが、使っているうちに何だか息苦しくなってきました。
たぶん、オイルを大量に吸い込んだためなのかなと思います。
ですので、使用するときにはマスクを着用しておいた方がいいと思います。
少量の使用ならば必要ないかもしれませんが。
気を付けてくださいね!
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