大型台風

今回の台風、19号のことですが、各地に大きな被害を残しつつ、消えてしまうどころか再度勢力を盛り返して、今ではアラスカでひと暴れしているというニュースを今日読みました。
なんとも勢力旺盛な台風だったわけですが、各地で大変な被害に合われた方々にはお見舞いを申し上げると共に、一日でも早い復興を願っております。

今回の台風が来る前のことですが、ツイッターを見てみると、なんと「養生テープ」という言葉がトレンドに上がっていたのに気づきました。
養生テープってあの養生テープ?というくらいに建築関係の方ならなじみ深いあの養生テープのことなのかなと調べてみたらまさにその養生テープのことで、なんだか状況がよくわからなかったのですが、今回の台風がかなりの勢力で風の被害が懸念されていたため、窓ガラス周りの台風対策としてガラスに養生テープを貼って、何かの飛散物が衝突した時の割れ防止というか割れた時のガラスが部屋の中に飛び散り、その破片で怪我をしないようにする、ということが紹介されていてそれがバズっていたためにトレンド入りしてたみたいでした。

ガラスに養生テープを貼ることにより、ガラスの表面の力のかかるバランスが崩れて若干割れやすくなるようですが、割れた時の対策を優先させる、ガラスの破片で怪我をしないようにするということを優先させるという考え方に基づく対策ですが、それにしてもこの「養生テープ」というキーワードを初めて聞いたという人もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
実際「ようせいテープ」という読み方をしている人もいたようですし。正解を一応書いておきますが「ようじょうテープ」です(笑)

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養生テープの性質

いろんなテープがある中で、この養生テープというジャンルを軽く説明したいと思います。
本来テープというものは、対象物を固定するために使うもので、粘着力が強く強力であることが求められたりするものですが、この養生テープは、その名の通りですが、仕上げ物を保護するときに使うもので、くっつけてから最終的には剥がしてしまうという使われ方をします。はがしてしまうのでそのときにテープの粘着質の部分が対象物に残ってしまうとよくないので、よくくっつきしかも剥がしやすいという高度な性能が求められているテープなのです。
直射日光のあたる場所では粘着質の糊である部分が残りやすかったりしますし、その養生テープを貼った期間が長いほど糊が残りやすかったりするように外的な要件にその性能は左右されることが多いです。
直射日光に当たる場合、その原因は紫外線だったりしますが、その紫外線に強いスリオンテープなどはガムテープの外見ですが意外に糊が残りにくかったりします。私はこのテープが好きですね。

ちなみにマスキングテープも養生テープのように糊が残りにくいのが特徴です。
一番ダメで養生に向かないのは、段ボールを閉じるときによく使う表面のつるんとしたクラフトテープでしょうね。固定するにはそれなりのいいテープだと思いますよ。

養生テープの種類

私がお勧めなのはやはりパイオランテープという緑色の一般的な養生テープですね。
一番しっかりとしていて貼りやすいし粘着力もあります。ちょっとありすぎな感じもしますが、これくらいじゃないと剥がれてしまいます。ただ、凹凸があったりコーナーを介して貼ったりする場合は、テープがしっかりしている分注意をしないと剥がれやすくなってしまいます。曲げて貼っても元に戻ろうとする力が働くようですね。

貼りやすさ、粘着力の強さから順位を付けると、次はPEクロステープとかPカットテープと言われるテープで、いろんなメーカーから養生テープが販売されていますが、このクラスのものが多い印象です。

フィットライトテープは貼りやすいのですが、ちょっと粘着力に乏しい感じで次の日見たら端から剥がれ始めていた、ということがよくありますね。

これらのテープはフィルムに縦横の繊維質なものが貼り付けてあって、それがテープとして成り立っている感じなのですが、この繊維質なものがないただのフィルムのようなテープ、いわゆるセロハンテープのようなテープであるカットエースと呼ばれるテープもあります。

台風対策で使うなら、パイオラン、PEクロス、P-カット、フィットライトくらいが適役だと思います。フィットライトテープもガラスのように密着して貼れるものなら大丈夫です。

養生テープを使う時の注意事項

それほど難しいことはないのですが、貼る部分の水気、ほこりはウエスなどで拭いてから貼るということでしょうか。
そして、引っ張って貼らないということです。素直に置くように貼ります。テープを引っ張って貼ると、時間が経つにつれてテープが元に戻ろうと収縮を始めます。その結果剥がれてしまうんですね。
これらのテープはガムテープ同様手で切ることができますので使い勝手は抜群です。

ガムテープと比べて強度はどうか、とか、ガムテープの代わりとして使えるのか、という疑問が浮かんでくるかもしれませんね。
私がいろいろ使った経験から言わせていただけるならば、パイオランテープなら少し劣るが同等の強度を得られるのではないかということが言えるでしょう。
段ボールの荷造りにも使える感じですね。



実際に養生テープを使って台風対策がなされている窓ガラスを結構見ました。
こういうのって今回が初めてじゃないですかね?
備えあれば憂いなし、ってことでいいことだと思います。誰もそれをやり過ぎだと笑うことはできません。
実際に私の知人が台風が来て何かあってはいけないと、あの台風の夜に工事現場の仮設事務所に居たところ、かなりの強風でガラスが割れてしまったそうです。
実際にあることなんですよね。

今の住宅の窓ガラスは複層ガラスという2枚合わせのガラスになっているところがほとんどだと思われますので、そういうことは滅多にないかもしれませんが。
ちなみに私が養生テープで窓ガラスを台風対策として養生するならば、全面キッチリ貼ると思います。
かなり危険だと考えられる場所限定ですけど。

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