気が付いたらもうすでに12月も三分の一が過ぎてしまいました。
なぜか腹立たしい。
この怒りをどこにぶつけたらいいのやら、と思いながら久々の休日になぜか虚無感に襲われるという不思議な精神状態な今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
急に休みになると、しかも何も予定のない休みになると、なんだか現実に引き戻されていろいろ考えちゃってダメですね~。
そう思いながら、テレビを見ながらウトウトしているってなんなのでしょうか?(笑)
今回は大掃除でももしかしたら手を付けているところかもしれませんが、壁紙(クロス)の掃除の話です。
しかも、壁紙の掃除結果は、掃除道具や洗剤に左右されることもありますが、もう一つ他の要因もあるよ、っていうお話です。
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壁紙(クロス)の掃除方法~どこを掃除する?
壁紙のどこを掃除するのか、どこを綺麗にしたいのか、という目的によって少し掃除の方法って違ってきます。
壁紙の全体的な掃除方法(拭き掃除)
まず、壁紙って、どのように汚れているかというと、壁紙の模様に凹凸があるということで、壁紙の表面にほこりがたまっている場合があります。
このほこりはいろんな菌や何かの住むところとなる可能性も無きにしも非ずってことで、ほこりは拭き掃除で除去しておきたいところですね。
かなり薄めた一般の住居用洗剤や、重曹、セスキなど、自然なナチュラルな人や環境にやさしいものを使うともっといいかも知れません。
スプレーを使わずに、バケツなどに洗剤をぬるま湯で溶いて雑巾を浸し、固く絞ってからまんべんなく拭き掃除をします。
拭き方としては、まず縦に拭いていってから次に横に拭く、あるいはその逆の順で拭いていきます。そうすると、拭き残しや、あまりよく拭けなかったところがなくなるようにという配慮からです。
まぁ、あまり頭で考えることなく、機械的な作業にしようってことですね。
数カ所拭いたら雑巾を他のバケツで洗ってから、先ほどの洗剤を溶いたバケツに雑巾を浸し、再度拭いていきます。
拭き終わったらわかると思いますが、ほんとにすっきりとした感じがすると思います。
意外に効果大なんですよね。
一度も壁紙を拭いたことないという方は、是非トライしてみてください。
壁紙の部分的な掃除方法
壁紙の汚れで気になるところはどこなのでしょう?
どこの汚れが気になりますか?
まず、帰宅した時に家の電気のスイッチを暗がりで探してスイッチを入れますよね。
帰宅当時の手というのはいろんなところを触ったり、汗汚れがついていたりして汚れています。そんな手でスイッチを探すのに、そのまわりの壁紙を撫でまわしたりするからスイッチの周りの壁紙って汚れていますよね。
「私の手が汚れてるって?失礼な!プンプン!」
なんていう人もいるかもしれませんが(笑)、人の手の油の汚れって意外に頑固で落ちにくいんですよね。
例えば、きれいなステンレスの柱などをちょっとつかんでみください。たぶんあなたの指紋や指の形がステンレスにくっつくことでしょう。そしてそれをタオルなどで拭いてみてください。はっきりいってそれだけでは落ちませんから。
また、玄関の形状にもよりますが、靴を履くときに思わず壁紙に手をついて、体を支えて履くということを無意識にやっていると思います。そういうのは玄関周りの壁紙を見るとよくわかります。
このような部分的な汚れを落とすのには、スプレーと歯ブラシやお掃除用のブラシを使います。
ブラシはあまり固いものでない方がいいです。歯ブラシは毛先が短いのであまり向いてないと思いますが。
100円ショップにでもブラシは置いていますので、一本買っておくと便利ですね。
まず、ぬるま湯を入れたバケツを用意して拭き取り用の雑巾を浸し絞っておきます。
スプレーを作ります。ぬるま湯に溶いたセスキでもいいと思います。住居用の洗剤でもいいと思います。局所的に使うのはやっぱりスプレーが使いやすいですね。
汚れ箇所をまず雑巾で拭いてからスプレーを吹きます。
吹くと洗剤が垂れるので、下に雑巾を当てておくといいと思います。
その個所をブラシで軽く掃除してみます。壁紙の状態を見ながらやってみてください。
あまり強くやると壁紙が破れてしまう可能性が無きにしも非ずなので、状態を見ながら何回か繰り返してみてください。
反応があまりない場合は、すこし洗剤を濃くしてもう一度トライしてみてください。
この時に、壁紙の材質によっても汚れの落ちやすい落ちにくいというのは差が出てくる場合があるんですよね。
非常に柔らかい材質でブラシでこすっただけで傷になりそうなものもあります。
逆に、ブラシにも強い材質の壁紙というのもありますし。
実は、そういう壁紙はタグでわかったりすることがあるんです。
前置きが長くなりましたが(笑)
ここから本題ですね。
壁紙についている緑タグと赤タグ
緑タグ赤タグって自分で言っているだけで全国共通な表現ではないのでご注意をしてください。
まず、赤タグ緑タグというのはどんなものかというと、部屋の天井と壁の隅っこのほうにシールが貼られていると思うんですが、気付いたことあるでしょうか?
壁と天井で赤タグと緑タグを使っているところがありましたので、ちょっと写真をとってみました
こんな感じです。
ぞれぞれの違いは、その呼び名の通りで、不燃材料は燃えにくい素材ということで、緑のほうは赤よりも落ちるものの普通よりは燃えにくいということなんですね。
一般には緑のタグがやっぱり多いようです。ほとんどのマンションは緑タグです。
防火対策的な壁紙の区分けみたいなものなんですが、これは掃除のしやすさにもちょっと違いを生んでいるんです。
経験から言いますと、赤タグのほうが意外にブラシや洗剤に強いイメージで、割と汚れは落ちやすいと思います。
ではなんでそんな違いが生まれるのか、壁紙の構造を見てみましょう。
不燃材料の壁紙の構造
こちらがそうなんですが、まず緑タグ(なぜか青タグと言ってしまいそうになる)の壁紙がこちらです。
まぁ、普通な感じですよね。
そして赤タグの不燃材料の壁紙がこちらです。
これなんですが、よく見てみると薄いフィルムの層があるのがわかるでしょうか?
この層があるために意外に掃除しやすいのかなと思うんですね。
掃除しやすいとは、汚れがついても離れやすいということです。
もしそうであるならば、是非うちも不燃材料の壁紙を使いたいと思われるかもしれませんが、種類が少ないのだそうです。
あまり選べないようですね。
値段はどうだかちょっとわかりませんが。
まとめ
もし、家の壁紙のタグを発見して赤タグだったならば、意外と壁紙のお掃除は簡単だし結果が出やすいのかなと思います。
だからといってひどいやり方でやったら元も子もありませんが(笑)
たしか、病院などの抗菌仕様の壁紙は、表面に薄い膜みたいなものが貼ってあり、うまくやるとそれがペローンと剥がれたりします。
いろんなところで壁紙のタグを探してみると意外に面白いかもしれません。
いや、そんなに面白くないかも(笑)
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