浴槽コーティング

普段から出入りしているマンションですけど、住人が引っ越して空室になるとフルリフォームして浴槽も綺麗にするんですよね。この業者はオーナーさんのお気に入りらしく、直に依頼が来るそうです。

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住宅のフルリフォームを考えるとお風呂は取り替えてしまおうと思うことが多いと思います。しかし、リフォーム業界と言いますか、半分はお掃除業界かも知れませんけど、浴槽のリフォームという手段もあるんです。浴槽のリフォームはどういうふうに行うのかと申しますと、まず浴槽をペーパー掛けして傷などを取り滑らかにしてコーティングをかけるという手段です。材質にもよりますが壁や天井も行うことができると思います。

いつも私がお世話になっているオーナーさんのマンションのお風呂は、確かメーカーはYAMAHAだったでしょうか、珍しいとおもいますが昔は結構このようなものを作っていたようです。床も壁も天井も同じような材質でエプロンが取り外せるタイプのものではありません。すべて同じような材質ですので、すべてペーパーをかけすべてにコーティング作業をしているようです。確か値段は20ほどだったと聞いています。これくらいは普通にかかるそうです。

コーティングしたお風呂

このコーティングしたお風呂の物件に入居し、退去した後のクリーニングをしたこともあるのですが、コーティングは新製品の時のものと比べると若干柔らかい感じがします。これは仕方がないことです。ですので、水垢がたまらないような使い方をしたほうがいいと思います。お風呂を使った後は水気を全部切っておくといったことで水垢が増えるのを防ぐことができるでしょうし。
固いもので擦ったりはできない感じですね。まぁ、普通はしないと思うんですけど、例えばキクロンで擦ったりしてはいけません。

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コーティングってデフォルトの、工場出荷時の硬さでできるものってなかなかないですね。その理由はやはり設備の違いとかいろいろなものがあるんだろうなと思います。
私はシンクのコーティングを少しやったくらいで、今現在はそれほどコーティングを研究しているわけではありません。コーティングをすると掃除の出来が悪くても綺麗に見えてしまうという魔法の粉のようなものなのです。ですのでそれに頼りたくないというのもありますし。

それでもコーティングしたほうがいいというのはあります。それは大理石などの石関係ですね。
床の石は、その下の水分を吸って色が変わったりしますし、壁の石も下のほうは水分が上がってきて黒く見えたりします。ですので、その水分を侵食させないようなコーティングが必要になってきます。
石は自然の感じを生かしてコーティングしないほうがいいと思っていましたが、コーティングに時間を割いていないところはやはり年数がたつとおかしくなってくるようです。

こんなこと言えるのは石材メンテナンスの講習に出た成果でしょうか(笑)