アスファルト

家の敷地内のガレージとかベランダの犬走り部分とか、アスファルトやコンクリートでできた部分ていうのがあると思うんです。そこにいつの間にか穴が開いていたということはないでしょうか?小さな穴やクラックだと思ってたんだけど、いつの間にか巨大化してしまった、とか、柱か何かを抜いたらそこが穴になってしまった。とか。そんな穴を埋めるにはどうしたらいいだろうか、ということなんですけども。

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コンクリートを使うと乾くまで時間がかかり、それまで乗れません。駐車場などではそれは致命傷になりますね。どこかに車を移動しなければなりません。
致命傷とは大げさだったかもしれません(笑)もっと簡単な方法があるんですね。それは常温合材という簡易的なアスファルトを使うという方法なんです。

アスファルトは普通かなりの高温の状態で施工しますが、今回使うのはその名の通り常温なので熱くありません。合材とはアスファルトの材料のことを指します。アスファルトと言わずに合材といえば何か通ぶった感じが出ます(笑)
これらはホームセンターにも売っていますのでお求めやすいです。通販でももちろんありますので、持ち帰りが面倒な方は通販で頼むと玄関まで持ってきてくれるからありがたいですね。一袋20キロくらいありますのでやっぱり重いです。

商品名でいえば、DRミックスとかレミファルトとか言った商品名になります。一袋1000円くらいなのですが、2000円ちょい位のレミファルトST(スーパータフ)という商品を購入したほうが施工はさらに簡単です。商品は揮発性で固まるのに時間がかかりますが、施工直後は少し柔らかい感じはするものの乗れない感じではありません。

例えばこんな穴があったとします。

コンクリートの穴

これは駐車場にできた穴です。
コンクリートの地面ですのでコンクリートで補修しようかと考えたのですが、駐車場であり車が出入りするところであること、そのためにお客さんに迷惑を掛けられないと判断したため、アスファルトの常温合材にて施工しました。

穴の中の石ころを全部取ってある程度深さを出します。そしてエッジのところを直角にするように若干削ります。そうすればアスファルトがずれたりするのを防げます。そうしなくてもうまくいくような簡単な材料でもあるんですけどね。穴の中は綺麗に掃除したほうがいいですけど。

そして合材を流し込みます。ちょっとドロドロした溶岩のような感じ不思議な感じがします。私は左官の鏝を使って平らに均しました。棒でも板でも何でもいいと思いますよ。そして足で踏み固めます。それで終わりです。若干濡れてても施工できるというのがいいですよね。
コツとしては、埋めた穴があった場所に水がたまらないよう周りに比べて少し高めにしておくということでしょうか。少しと言っても若干ですね。コップに水をいっぱいに入れた時にみえる表面張力のような感じです。

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踏み固めてもなかなか固まらないと思うかもしれませんが、ある程度やっておけば自然と固まります。
それで終了です。

穴埋め終了

アスファルトは柔軟性があるので、コンクリートで穴埋めするよりは長持ちするのかもしれませんね。
しかも、このレミファルトSTはスロープも作れますので、段差でお困りの場所があるならこれを使ってみるのもいいと思います。
簡単でびっくりしますよ。

使う時には厚手のゴム手袋をしたほうがいいと思います。
黒い油の汚れはなかなかタフですから。