一時期、どの家庭でもやっていたとも思えるほど流行ったペットボトルを使ったトイレの節水法なんですが、明らかな弊害があると私は思います。

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ペットボトルを使ってのトイレの節水は正しいのか?

空室の掃除のときに水洗トイレのタンクの中を確認してみるとよく水の入ったペットボトルやビール瓶などが入っています。
これはたぶん節水を目的としたもので暮らしの知恵としていろんなところで紹介されたりしています。

トイレのタンク

水洗トイレを一回流すと、その水量は大のほうで15リットル前後だと言われています。
それが最近のモデルでは6リットルになり、さらに5.5リットルになりました。いわゆる節水モデルと言われています。
水洗トイレの水量はメーカーの開発の人が設定した量で、その便器のタイプに合った量になっています。
それは大を十分に流して、便器や排水管のことを考慮した量になっていると思うんです。

開発の過程では、かなりの期間そのために時間を費やしています。
例えば大が水の中に落ちた時に跳ね返る「おつり」に関してですが、ウインナーのような大の模型を作り、何回もいろんなケースを想定して、便器の水の中に落としてデータを取るということをテレビでやっていました。その期間一年ほどです。毎日です。
水の流れに関しても、便器の模型を作り何回も水を流して、その形状や水の流し方のデータを取っていました。
そのようなメーカーの人の苦労といいますか想いがあって設定した水量なのに、それを節水だからといって簡単に水量を減らしてもいいのかと思うのです。

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地域差もありますが大の水を一回流すと3円(15リットル)ほどだと言われております。
ご家族が多い家庭ではそれなりの金額になるでしょう。
でも十分な水が流れないことにより、それが便器や配管の詰まりを引き起こし、床をはがすまでの大工事になったという話も聞きます。
ですので自らの判断で水量を絞る節水には注意が必要だと思うんです。

トイレのレバー

メーカーの開発の方の話を聞くと頭が下がります。
6リットルから5.5リットルになるまで相当な努力があったようです。

トイレの節水モデルもそうですが最近のエアコンも電気料金がかなり安く済みますね。
去年うちのエアコンを変えたのですがその電気料金にびっくりしています。
ちなみにエアコンは薄型から冷却効率をアップさせるため厚みのあるタイプに代わってきたようです。

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お掃除番管理人からひと言

空室掃除の時、トイレのタンクの中はいつも確認しています。