人工芝ってどのように施工しているのだろう?
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人工芝ってどうなっているんだろうかという素朴な疑問が昔からありました。
まさかホームセンターで売られている土間用のやつを使っているんじゃないだろうな、とか。
もちろん球場その他の施設用に設置されているもののことを言ってます。
たまたまそのような工事をしているところに出くわしたのでそのことを書いてみたいと思います。
ここは球場の施設の一角にあったある建物の中です。
人工芝の床ができるまで
人工芝の芝はフィルムといいますかクリスマスの飾りに似たヒラヒラしたもので毛足?が以外と長く10センチ弱はあったと思います。下地はコンクリートです。その上にまずネットに芝が植えつけられているネットの巻物を広げていきます。
広げたらそこに黒い小さなゴムチップと珪砂を撒きます。
ゴムチップは舗装に使われており、接着剤で固めて陸上のトラックや歩道などに使われています。
珪砂はその粒が硬く尖っていていろんな用途がありますが、歩道によくあるインターロッキング(モザイク模様のレンガ)の隙間に充填されている白っぽい砂が珪砂です。
それを大量に撒き均したら耕運機にようなもので攪拌して混ざりを均一にしながら芝を立てていきます。
一番下の写真が完成図になります。
遠くから見るとほんとに生の芝のように見えます。
上を歩いてみるといい具合に弾力があります。これはゴムチップのおかげでしょう。天然芝じゃないのに野球選手がスライディングキャッチしたりしていますがそれができるのもこのゴムチップのおかげだと思います。
全然簡単なリフォーム、またはDIYではないですが書いてみました。
今ではこのような感じの人工芝を販売しているホームセンターもありますね。
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お掃除番管理人からひと言
ゴムチップは幼稚園の庭などでよく活用されています。
タイヤのゴムのお古に色を付けたチップを溶剤で固めて床に敷いていきます。