ポタポタとシンクに垂れる水漏れはイライラしますね・・・。
水道の蛇口のパッキンの交換に必要な道具、材料費用と交換方法について実際にトライした結果を書いております。
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いくらかかる?水道のパッキン交換の費用とは?
もしかしたら普段から気になっているかもしれない人も多いのではないでしょうか?
水道からポタポタともれる水ですね。
ちゃんと蛇口を締めたつもりでもポタポタ水滴の音がして、もう居間でくつろいでるのに面倒だなぁといやいや蛇口を締めにいくのも結構な頻度で、修理してもらいたいけど例えばクラ○○ンとかに頼んだら結構高いんだろうなとか考えながら、まぁいいかと半ばあきらめの心境でそのまま放置している方もいるかもしれません。
結構状況説明が長かったですね(笑)
でも、実際の話、出張料だけでも結構かかりますよね。部品代はたいしたことないんですよ。
工具を除けば部品代は何百円の世界ですから。
そんなわけで、もしかしたら自分でもできるかもしれないと思っている方もいるかもしれませんので、そのような方をアシストしようと、水道の水漏れの修理の仕方を書いてみようと思ったわけなのであります。
なぜ蛇口から水が漏れるのか
そうです、なぜ水が漏れるかということ書いておかなければなりません。
水栓関係は、部品の接合部にパッキンというゴムの部品を噛ませることにより、そこの部分からの水漏れを防止しているような感じなのです。
しかし、そのゴム製のパッキンも年数が経つに従ってだんだんと古くなり劣化して、水の圧力を抑えることができなくなります。それで水漏れが起こるのです。
ですので、水漏れの修理はおおかたこのパッキンを交換することで改善することができるのです。
ここでは、そのパッキンの交換の仕方について書いてみたいと思います。
ここでは少し古いタイプの、いかにもそろそろパッキンがヤバいことになっているんじゃないかと疑いがあるような蛇口の例を出してみました。
蛇口の水漏れには2つのタイプがある。
蛇口の水漏れは大きく分けて二つのタイプがあります。
まず一つ目は蛇口の根元から漏れるタイプです。
根元から漏れる場合は、根元近くの円盤型のパッキンを交換することで対処できます。
もう一つは、最初に書いた蛇口からポタポタと水が垂れるタイプの水漏れです。
これはまた別のパッキンを交換することになります。
今回は、このタイプの水漏れの対処方法について、パッキンの交換方法について書いてみたいと思います。
なんだか偉そうなこと書いていますが(汗)、私自身水道屋さん設備屋さんではありませんし、不動産屋さんに頼まれるまでパッキンの交換をしたことがありませんでした。
でも、やってみると意外に簡単にできるようなので、そのやり方を書いてみた次第です。
それでは、いってみよぅ!
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水道の蛇口のパッキンを交換する
水道の蛇口のパッキンを交換するための下準備
パッキンを交換する前の準備段階としてまずやることがあります。
一つは当たり前なのですが道具をそろえることです。
今回はこんな感じです。
プライヤーとプラスドライバーとラジオペンチ、モンキーレンチです。
今回はモンキーは使いませんでした。モンキーが必要な場合もあるでしょうね。
水道のパイプを締めたりするのにラチェットのように使い勝手の良いパイプレンチを使うこともあるかと思いますが、ここではプライヤーやモンキーで代用します。
年配の方が「えげれす」とよく言っていましたが、何のことかと思えばそれはパイプレンチ(トライモ型)のことでした。そのレンチをよく見てみるとイギリスの国の形に似ているんですよね。
そう、「えげれす」=「イギリス」です。
それと、忘れてはいけないのが水道の元栓を閉めることです。
水道のメーターのところにコックやレバーがありますので簡単に締めることができます。一軒家や二階建てくらいのアパートならこういう感じですよね。
異世界の虫がいる感じがしますので、開けるときは少し緊張しますが(笑)
これで準備完了です。
交換するパッキンについては追って説明します。
蛇口のパッキン交換開始!
まず現状です。
今回交換する蛇口はこんな感じです。
今から30年くらい前のモデルでしょうか。
この蛇口をひねるところの蓋を取ります。銀の部分ですね。
爪などでひっかけてすぐにとれない場合は、カッターの刃などでひっかければすぐにとれます。
そして、取ったらこのように中にプラスの頭のネジが出てきます。
これをプラスドライバーで緩めます。
このネジ、意外に緩んでいる場合が多いですね。ちなみに水漏れとは関係ありませんが。
ネジを緩めて外したら、そのまま上に引き抜けばコックは外れてしまいます。
少し長年の使用でくっ付いている感じがするかもしれませんが、すぐに外せるでしょう。
そして外した画像がこちらになります。
横から見るとこんな感じです。
このコックの上のほうにある金具が天辺のギザギザにくっ付いていまして簡単には外せませんでしたが、今回は、外せなくてもいいのでこのまま進みます。
ちなみに水栓の根元からの水漏れの場合は、ここに円盤型のパッキンが入ってますのでこれを交換することになります。
その下の少し広がったところにギザギザがありまして、これにプライヤーをひっかけて回し、これを取り外します。あまり力は要りません。ここを締めすぎると、水道のコックをひねるのがかなり重くなってしまいます。かといって軽く締めるのは×なんですが。
この外す時の抵抗の感じを覚えておきましょう。
外したらこんな感じです。
おっと問題発生!
これはいつもと感じが違います。
いつものタイプならこの中にパッキンがあるんです。
ちょっと違う場所の水道のパッキンを見てみましょうか。
この中の突起のようなものをラジオペンチなどで挟んで取り出します。
こんな感じで交換するのですが、今回はこの中にパッキンがありません。
今回買ってきたパッキンはこれですが、
これは使えないことになりました。
ちなみに298円くらいだったでしょうか。
先ほど取り外した部品を見ると、
こんな感じで、
先端にネジで止められているではありませんか。
これはいけません。
また部品を買いにホームセンターに行かなければ・・・
とりあえず今日は終了します。
ということで、明日になりました。
これいいでしょ?なんか池井戸さんのTBSの日曜の夜9時からのドラマのようで(笑)
場面転換の時に太陽のアップがよく使われますよね。
ゴォォォォォッ!
って感じですよね(笑)
無駄話はこれくらいにして・・・
今回買ってきたパッキンはこのタイプです。
98円くらいだったでしょうか。
そして、ネジを緩めてパッキンを交換しました。
ネジもかたくて回すのが大変だったということもなく、簡単にできました。
そして順を追って組みなおして完成です。
水道の蛇口のパッキン交換の時の注意点とアドバイス
今回のパッキン交換時における注意点を簡潔にまとめてみました。
とにかく焦らないこと。
ネジを外す時には、排水口などの穴をふさぎ、ネジが中に入って紛失するのを防ぐこと。
パッキン取り替えの前に水道の元栓は必ず締めること。
くらいでしょうか。
ちなみに、パッキンのサイズは呼び13水栓用と書いているものです。
これはどこにでもある一般的な水道の蛇口の大きさになります。
購入するときにはホームセンターの店員さんに聞くといいと思いますよ。
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お掃除番管理人からひと言
ポタポタ落ちる水滴位ですと、水道料金は変わらないと聞きますが、
実際のところどうなんでしょうかね・・・。