五徳を塗料用剥離剤で掃除してみる前に、塗料用剥離剤について少し説明します。
塗料用剥離剤とは文字通りペンキ仕上げのそのペンキを剥がしてしまうものです。
ドロッとした感じの液体で、有機溶剤(シンナー)臭がありますので、取扱いには注意が必要です。
プラスチックに付着すると、プラスチックが溶ける可能性もあり、周囲にも気を配らないといけない少し厄介な代物です。
ちなみに剥離剤がアスファルトに付くと、油分が溶けて黒く汚れますので注意が必要です。
新聞を敷いてコンクリートの上で扱うのが良いかもしれません。
ちなみにスプレーの剥離剤も販売していて、ジェル状のものがジュワーっと出てきます。
素手で扱うことも避けたほうが良いのですが、ゴム手袋をしても、ニトリルゴムでできた手袋なら耐性があります。
今回は、瓶に入った剥離剤があったので試してみました。
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五徳の掃除、塗料用剥離剤で汚れを剥がす。
今回は五徳を塗料用の剥離剤で掃除してみましょう。剥離剤は有機溶剤なので換気に充分な注意が必要です。
外でやるのがいいですが近所のことも考えて行いたいところです。
五徳は先ほどの実験(五徳をバーナーであぶって掃除してみる)で使用したものの半分の実験に使用してないほうを使いたいと思います。
塗料用剥離剤はペンキなどを剥がす目的のもので、刷毛で塗り時間が経つと塗料を浮かせます。
ゼリー状で流れることなく対象物に留まってくれて乾きも早くありません。
ですので湿布の機能もあります。使いやすいですよ。臭いを除いては、ですけど。
これを刷毛で五徳に塗っていきます。
これが塗ったところの写真です。このまましばらく放置します。
今回は塗ってからいろいろ他のことをやってたので結局一時間弱そのままにしてしまいました。
ちょっと長すぎたかなと思いますが。
一時間弱経過した後、触ってみるとヌルッと剥がれてそれだけでキレイになりました。好感触です。
それをキッチンペーパーでふき取って洗剤をつけて軽く磨きました。
それが下の写真です。
やりましたね!これは。
すっきりキレイになりました。
拡大写真は下です。
これはなかなかですね。実験は成功したと言えるでしょう。
すぐに火をかける場合は、もしかしたら臭いが発生したり変な色の炎が見れるかもしれませんので、よく洗剤で洗ってください。
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お掃除番管理人からひと言
瓶に入った剥離剤はやわらかい寒天みたいな感じなんです。スプレー式のほうが使いやすいと思うんですが、思ったより保存がきかないような感じです。
スプレーの出てくる小さい穴が詰まってしまうようで、きっちり後始末をしないと次回使う時に困ります。
いや、困りました(笑)