音楽で掃除のモチベーションを上げる

最近は音楽との関わり方が全く変わってきたように思う。
全くCDは売れなくなった。それが配信サービスに逃げたのかといえばそうでもない。youtubeでは無料でいろいろな音楽を聴くことができたりする。だからといって音楽自体が衰退したのかといえばそうでもない。
ライブ会場はにぎわっており、過去よりもフェスなどは多く開催されていて、多くの人数がそれに参加している。月極めの音楽配信サービスも根付いてきたような感じだ。

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で、その音楽だが、何かをするときに音楽をかけることは大いにあると思う。
まずドライブが考えられるし、ニコニコなんか見てると作業用BGMとしていろんな人がリミックスしたものを置いていたりする。もちろん掃除をするときにも音楽をBGMとして使うことは有意義なことで、モチベーションが上がることにつながるという結果が出たようなのでそれを紹介したいと思う。

これは全国の20~60代の男女各100名、合計1000が母体となる調査で、ライオンとユニバーサルミュージックが主体となって行われた。

日頃音楽を聴いているかという問いには7割の人が聞いていると回答、その中で「自宅でくつろいでいるとき(51.9%)」に次いで多かったのが「家事をしながら(42.9%)」となっていて、「車での移動時(41.9%)」や「通勤・通学途中(35.1%)」よりも多いという結果が出ました。

また、その家事をしながら音楽を聴いている人に音楽を聴きながら家事をするメリットを尋ねたところ、「家事が楽しく感じる」、「時間が気にならなくなる」という人が6割もいて、そのうちの4割が家事が早く終わる気がすると感じているようです。これはまさにモチベーションが上がっている状態なのではないのでしょうか?
家事というともちろん掃除も含まれますので、掃除のモチベーションアップのために音楽を聴きながら掃除をするということは大いにアリですね。

また、家事をしている男性の中で音楽をかけながら家事をしている男性は、音楽をかけないで家事をしている男性より家事が好きだという人が1.5倍もいるということもわかったそうです。
なぜ音楽をかけながら家事をするのかという問いには、男性は「音楽を楽しむため」「リラックスするため」と回答したのに対し女性は「テンションを上げるため」という割合が増えていたとも。

これは何となく想像つきますね。
男性は外で仕事をしてくる、そういう家庭のほうが未だ多いと思います。ですので家事は全く違う仕事でも趣味でもないのかもしれませんが、それはそれで気分転換できるものとしてとらえることができます。つまりリラックスするためのものだととらえることができるんですよね。
一方、女性にとって家事は仕事だとも言える毎日やらなければならないことであり、それはリラックスの対象ではありません。ですから「エイヤッ!」っと気合を注入して家事を行うっていう感じなんでしょうね。

また、音楽を聞かないで家事をしている既婚男性は3.8種類の家事をこなしているのに対し、音楽を聴きながら家事をしている男性は6.6種類の家事をこなしているとか。

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この結果を踏まえて、夫の家事参戦を熱望している女性は家事を頼みたいときに音楽をかけてみるといいでしょうね。もちろん旦那さんの好きな音楽を最初はかけてみるのもいいかもしれません。
そして、若いころは音楽を毎日のように聴いていて「no music no life(キリッ」とかカッコつけて言ってたのに、現在では全く聴かなくなった中高年の人たちにもまた音楽を聴くようになるといういい機会なんじゃないでしょうか?仕事が忙しくなって音楽を聞かなくなったという人は多い、というアンケート結果も出ています。

音楽聴きながら家事をやるのはリラックスできるし家事も捗るよ、というライオンさんとユニバーサルさんのwin winのレポートになりましたね(笑)

http://www.mylifenews.net/data/2015/11/67-1.html