ブロアー機能付き掃除機

三菱から発売されたサイクロン掃除機「風神」にはエアーブロー機能がついているとか。掃除機の排気の勢いで逆にゴミを吹き飛ばしてしまうというこのブロアー機能ですが、これからの掃除機はこの機能が標準で付くようになるんでしょうか?

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このブロアー機能とかエアーブローとかいわれる機能は、海外では割とついている機能だったと思います。海外で掃除機をレンタルしたらブロアー機能もついているものだったというのが、今はなきお掃除番の掲示板に書き込まれていました。あっ、無くなったのは掲示板でお掃除番と言うサイトはあります。お間違えなさらないように(笑)

ブロアー機能とは、普通の掃除機がゴミを吸い込んで掃除するのに対し、ごみを吹き飛ばして掃除をするという全く逆の考え方の掃除機能になります。新築の掃除では、木材の細かい大鋸屑や、ほこりが隅の方や幅木の下などに入って掃除機をかけたくらいではそれは吸い込めないので、ブロアーをかけてごみを外に出してから掃除機で吸いこみます。また、押し入れの壁や壁紙に付いた埃をブロアーで吹き飛ばして掃除しないと、いつまでも何か埃っぽい感じがします。ですので、ブロアーは新築の掃除ではよく使う感じですね。

一般家庭で使うとしたら、それはベランダや庭の落ち葉の掃除の時だと思います。とにかく外に面している場所ですね。落ち葉は掃除機ではなかなか吸えないですから、ブロアーで吹き飛ばして一か所に集めてから箒と塵取りで掃除したり、細かい砂などは吹き飛ばしてそれで終わりといった掃除方法でもいいと思います。

落ち葉を集めるのはほんと大変で、造園関係の方はエンジンで動くパワーのあるブロアーで落ち葉を集めたりします。一方に集めるのは意外と技術が必要で、うまい人は本当にうまいです。風が強い日にはなかなか難しいと思いますけど。
また、電動ですがリョウビのブロアーには吸い込み機能付きのものもあり、この「風神」とはまったく逆の立場で同じ考えの商品を発売しているというのは面白いことだなと思います。外観がなんだかロボットチックで「ガンダム」という愛称で呼んでいましたけど(笑)

外国の掃除機にブロアー付きが多いのは、それはもう住宅事情なんでしょうね。大きな庭付きが当たり前のような一軒家が標準だと考えたら、庭の手入れも大変でしょうし、ブロアーがついているのも納得できます。
日本もそんな家が増えているのでしょうか?どうなんでしょうね~?
ただ、このブロアー機能は他にもいろいろ使えると思います。
例えば、洗車した後の水切りですね。これはプロの人たちもやっているところです。洗った後に水を切ることで最後の拭き掃除が早くなります。

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このエアーブロー機能のブロアーですが、電動のものがホームセンターで売っています。一番安くて3000円ちょっとくらいの値段だったでしょうか。スティック掃除機でおなじみのマキタのものももちろんあります。マキタは充電式のコードレスのものも発売しています。ちなみにマキタのものは丈夫でパワフルという印象で、少しお値段も張りますね。

夏のこの時期だったらバーベキューの火を起こす時にブロアーは重宝します(笑)