リノベーション賃貸物件

自分の家やマンションは持ってないけどDIYが大好きで、自分で部屋をリフォームしたりしてみたいなと思っている方は多いと思います。賃貸物件はそのあたりが厳しく、退出時には原状回復して元の通りの一般的な部屋に戻さなければならないので、一度大きな改造をしてしまうとなかなか戻せなかったり費用がたくさんかかったりするのでとてもじゃないけどリフォームやリノベーションのようなことはできません。

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テレビではリフォーム番組とか大規模なリノベーションを紹介したりする番組や、タレントのヒロミさんの八王子リフォームなど、いろいろとリフォームの番組が増えてきています。これは世相を反映したもので、中古マンションを買ってリノベーションという言葉がなんだかキャッチフレーズのようになっていて、世の中に浸透していってるようにも感じます。そういう中で、ホームセンターでいろいろと工具をそろえたりする人や、素材に詳しくなる人なども増えてきて業界は賑わっているようですね。

私も、リフォーム現場のクリーニング担当でお邪魔することも多いのですが、リフォームと聞くとテレビ番組を思い出して頭の中がそのシーン一杯になるのか、在宅の方たちはなんだかキラキラとした目でいらっしゃることが多いですね。そのような期待を背負って仕事をしているわけで、ちょっとプレッシャーになりますがやりがいはものすごくあります。

このような世相を反映してか、家主さんも綺麗なリフォームならやってもいいよ、とおっしゃる物件がだんだんと増えてきたようです。没個性な部屋を借りて自分色に染めていくのもいいですが、ちょっと凝ったリフォームをした個性的な部屋を借りるのも悪くありませんし、逆にもしかしたら今の状況では借り手が付きやすいのかもしれません。ですので、リフォーム、リノベーションに関しては、個性的なリフォームをした後も賃貸として成り立って行けると思いますので、家主さんが認める範囲でOKだとしているようです。

賃貸をリフォーム・リノベーションするときは、もちろん家主さんに計画書を出してどのようにしたいか相談しなければなりませんし、法令に引っかかるような構造的なものを変更することはできません。これはあたりまえのことですが。そして、リフォーム後は基本的に原状回復する必要はありません。これがいいんですよね。

このような物件が増えてきたらどういう未来が予想されるかというと、新しく自分が住む賃貸マンションやアパートを借りるときには、不動産屋さんに行ってみると色とりどりの個性的な部屋がたくさんあって、そこから選ぶという大変楽しいものになると思いますね。今までは部屋を選ぶときには、没個性のどこでも同じような内装の部屋が多かったと思うんです。判断基準も部屋のデザインというのは少なかったと思います。それが個性的な部屋が増えると、それはもう見に行くだけでも楽しいじゃありませんか。

家主さんやその部屋を扱う不動産屋さんも、そのような物件をたくさん持っていたらそれで有名になったりしてお客さんが増えるかもしれませんね。学生なんか最たるもので、すぐにそういう噂は広がっていきます。大学で紹介されたりして。そのうちマスコミも来るかもしれません。良い未来しか浮かびませんね。

なんで今までこういうことをやらなかったかと言いますと、それは管理が面倒だからということでしょう。管理費用も割高になるかもしれません。でも、職人のほうは腕を持て余していたのも事実です。
これからは人口も減ってくるので賃貸物件もいろいろと工夫を凝らしてくると思うんですよね。
それは私も楽しみなんです。

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ここにそのようなリフォーム可の原状回復義務なしの賃貸物件を集めたサイトがあります。もちろん店舗物件もあります。一軒家もありますし、ワンルームもあります。あぁ、楽しい(笑)
ここを見ているだけでも楽しいですね。
良ければ見に行ってみてください。

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