アクセントクロス

新聞の折り込みやポストなどに投函されている不動産の広告を見るのが好きなんです。単に部屋や間取りを見るのが好きということもありますが、新しい風呂やキッチンなどをみて掃除のイメージをしたりしています。

その広告には部屋の中の綺麗な写真が掲載されているわけですが、数年前から部屋の一面だけ壁紙を替えて、白い壁紙のぼんやりした印象をキュッと引き締めるようなそんな手法が取りいられるようになりました。

私はこれを見た時、賃貸でもこれを取り入れて、しかも自分で壁紙を選べるようにしたらいいだろうな、と思っていました。が、しかし、調べてみたらもうやっている業者や不動産屋さんがいました(笑)早いですね。

これはアクセントクロスといって現在では取り扱っている賃貸のその数は多くなってきたと思います。あの賃貸のレオパレスでもそのようなサービスを始めましたし。

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人口は減っているのにマンション建設は減ることはありません。その結果古いマンションや賃貸は空き家が出てきます。そのテコ入れっていうわけでもないですが、私の地方でも古いアパートに試験的にアクセントクロスを貼ったアパートもあります。

貼った部屋を見たのですが、それなりにオシャレになっていました。照明も天井にレールを取り付け、スポットライトのようなものに替えていましたし。

アクセントクロスにはどんなものがあるかと言うと、アクセントになるものですから色柄とも多様ですし、部屋一面に張るとウザい壁紙だといえるでしょう(笑)原色系は色の圧力が強いから向かないと思いますけどね。中間色のきれいな色や模様がいいと思います。

若者向けに明るい色、年配の方向けにはシックな色がいいと思います。あくまで部屋に一か所ですね。やりすぎないことがセンス良く収めるコツでしょう。

また、備え付けの収納があるならそこも同じ色にするとかいう方法もいいですね。柄物は飽きがくることもありますので自分の性格を考慮して決めたほうがいいかもしれません。単色でもかなりオシャレな仕上がりになりますし。

また、アクセントクロスを施工した空室の印象と、住むために自分の家具を置いた時の印象はちょっと違ってきます。そこも考慮したほうがいいですね。本当は住み始めてから壁紙を選べるならそれが一番良いのでしょうけど。

あの流行のIKEAの家具は北ヨーロッパあたりの家具なんですが、意外と派手な柄物の壁紙と合ったりします。IKEAの家具が好きで家にたくさんあるなら、北欧の家の部屋の写真をみてアクセントクロスを選ぶということもうまいやり方だと思います。

いろいろ思うこともありますが、住む本人が気持よく生活できればそれが一番ですね。

アクセントクロスの費用はだいたい1万円から1万5千円くらいでしょうか。これくらいならやってみようかなという気になりますか?どうでしょう?

また、自分でアクセントクロスを貼ってみようというDIY魂のある人もいらっしゃると思います。そんな人のために通販でノリが付いた貼るだけのアクセントクロスも販売されています。今現在貼っている壁紙の上から貼れるというものです。クロスを貼った部屋の写真も豊富にあるので参考になりますね。下のリンクからどうぞ。

生のり付き壁紙・従来の壁紙の上から簡単に貼れます。アクセントクロスならココ!

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そういえば色の研究家みたいな方がテレビに出ていらっしゃっていてこんなことを言っていました。伝統的な日本家屋に使われている色はすべてvague系(ぼんやりした)だと。それはなぜかというと和室に着物を着た女性が座ることでそれがアクセントになると。
なるほど、ぼんやりした色の中に晴れやかな着物の柄と色がアクセントになるんですね。素敵ですこのような日本的感覚もいいですね。