レンジフードの油汚れ

レンジフードやレンジ周りの油汚れって一番お掃除が大変な部分じゃないかと思います。毎日それなりに掃除していれば綺麗な状態を保つのは容易いのかもしれませんが、なかなかそんなわけにもいかずいつの間にか油汚れがたまっているという状況は多いと思います。
その油汚れなんですけど、ずっと放っておいたらいったいどうなるのでしょうか?

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今ではレンジフードの塗装もかなり丈夫になってきたんじゃないかと思います。まさに日進月歩という感じですね。私たちがハウスクリーニングに入る賃貸物件は、古いものもあれば新しいものもありますし、レンジフードの型もいろんなものがあるのを確認できます。古いものでもメンテナンスがいいものはそれなりに綺麗な状態を保っていますが、メンテナンスが悪いとまぁそれなりと言った感じでしょうか。

私がレンジフードのクリーニングをしていて困ることの一つが塗装の劣化です。
洗剤の制限が出てくるのでちょっとやりにくいですね。あるメーカーのある型のレンジフードはなんでかわかんないですけど塗装が異常に弱かったと思います。いつも要注意物件だということを頭に入れています。
塗装が弱くなるのはやはり熱源の上にあるということで過酷な条件下にあるということと、油汚れが塗料と一体化して塗装した対象物から塗装が浮いてくるということが理由です。塗装と対象物の間に油が入り込む感じですかね。ブヨブヨになって浮いてくるのでヘラなどで簡単にそぎ落とすことができますが、もちろん塗料は剥がれてしまいます。

油汚れ

これは天井に取り付けるタイプのキッチンのシロッコファンのカバーになりますが、網の部分の塗装がもう浮きまくっていて簡単に削れてしまいます。天井にあるということで普通のレンジフードよりも熱源との距離は大きいのですが、天井に平らにくっついているので真正面で油や熱を受け止めることになり、こんなブヨブヨな感じになったんじゃないでしょうか。もしくは元々の塗装が普通より弱かったのかもしれません。

こうなるとクリーニングをしても綺麗になりませんので、削ってクリーニング後、耐熱塗料で色を塗って仕上げています。熱に当たる部分ですから、耐熱塗料のほうが相応しいでしょう。ホームセンターに売っていますが、色の種類が少ない感じですかね。まぁ、そんなに種類はいらないかもしれませんが。

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これくらいの状態になるにはやはり数年かかりますので、思いついたら掃除をしておけばこのようなことにはなかなかならないでしょう。レンジフード本体はこのようになることは少ないかもしれません。
やっぱり網の部分ですね、あそこは油を貯めやすい構造になっているのかもしれませんね。