クエン酸、リモネンを含んだオレンジ水を作ってみましょう。
オレンジ水は洗濯するときに混ぜて使ったり、ひどく汚れた布巾を煮洗いしたりするのに利用できます。

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オレンジ水の作り方

先日の実習会でオレンジ水も作ったのでそのことをレポートします。

なんでオレンジ水なのかと申しますと、オレンジにはリモネン、レクチン、クエン酸という汚れ落としの成分が含まれているのでそれを洗濯、染み抜きに利用しようというわけです。
市販の洗剤にもオレンジ成分が含まれているものもありますがご自身でも簡単に作れますとのことでした。
安価でエコで安全でオレンジの皮という廃品?を使ってできるのだからこれまたエコですよね。

オレンジの皮を煮る

原材料としてのオレンジは柑橘系ならなんでもよいそうです。
オレンジの皮を鍋にいれてゆがきます。 要するに発酵を促進させるわけです。
このままゆがきつづけると最終的には酢になるそうです。

ミキサー完了

次にそのままミキサーにかけ皮を潰して液体状にしてから漉します。

オレンジの皮をミキサーにかける

簡単ですよね。要するにゆがいて漉すだけなんですから。 最後にちょっと塩を入れておくと発酵が落ち着くので日持ちするとのことでした。
これをどういうふうに使うかと申しますと洗濯するときに洗剤と混ぜたり、ふきんなど汚れがひどいものを煮洗いしたりします。 酵素分解の効果を狙うわけです。
前出のリモネン、レクチン、クエン酸の効果ですね。
油分を分解させる能力は高いと思います。

オレンジ水のペーハー

最後にPHチェッカーでPHを計ってみました。
4.7で弱酸性ですね。予想通りでした。

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お掃除番管理人からひと言

みかんの皮はお風呂に入れたりオレンジ水になったりと捨てるのがもったいないですね。