ダイノックシートとはどんなもの?

ダイノックシートという化粧材

部屋の中のいろいろな部材が古くなってくると、新しくリフォームするか、という話も出てくるのですが、まだまだ丈夫で悪くなってないのにそれを新しくするのがはばかれるとき、表面だけきれいにしてリフォームするという方法もあります。
その代表的なものがこのダイノックシートという化粧材です。
古くなった面に綺麗なシールを貼ってキレイにしようとするものです。
上の写真の柱の部分がダイノックシートと呼ばれるものです。
これ、貼るのは意外と難しいかもしれません。スマホの画面の保護材を貼る時に、空気が入って上手くいかないことがあるかと思いますが、それに似てますね。
一応専門の業者がいます。
DIYでもやれないことはないと思いますが、壁紙を貼る時のような道具が必要になるでしょう。
ちなみに、貼る時に空気が入ってどうしても抜けなくなった時には、針などで小さな穴をあけて中の空気を逃がしてやるとうまくいきます。

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また、単色のものよりも、写真のように木目の模様が入っているほうが、いろいろとごまかしが効いてキレイに見えるかもしれません。
単色の絨毯と模様付きの絨毯のどっちのほうがゴミが目立つかといった問題にも似ています。もちろん模様付きのほうが目立たないわけですが。
この写真の例のいいところは、サッシ側のサッシとダイノックシートとの境界の部分にゴムの見切りをくっつけているところでしょうか。

ダイノックシート

これですと、湿気で端から剥がれていくということもないかと思われます。
丁寧な仕事ですね。

あと、古くなった玄関ドアにもこのシートは有効です。

ダイノックシート施工の扉

もうこれ新品に見えますよね。
このシート、単なるシールと違って、表面の耐久性もありまして、少しこすれたくらいじゃ破れたりしません。
ドアにへこみがある時にも、パテ埋めしてペーパー処理をすれば凹みは完璧に消えます。
もちろん部屋内のドアにも貼ることができますので、もし部屋内のドアに全部貼ってしまえばまったく様子が変わることになると思います。

ダイノックシート貼った扉
いまのサッシの額縁の木の部分とか、ドア枠の部分とかは、木に何かビニール系の木目を印刷したものを貼りつけて作っているものが多いですので、それほど変わったことはしていないということになりますけどね。
和室の白木でも薄い白木のシートを貼りつけている場合もありますし。

収納の扉もこんな感じでキレイになります。
ダイノックシートを貼った収納の扉

まさにアレンジし放題といった感じですよね。

ご自宅のリフォームの際に参考になりましたら幸いです。

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お掃除番管理人からのワンポイントアドバイス

貼り方がまずいと隅のほうから剥がれてきます。
糊塗ってシートを貼るタイミングなど簡単なようでいろいろと難しいかもしれませんが、変化が大きいので満足感はありますね。