DIY女子

何とか女子って言い方はやっていますよね。なんとかガールとか。女の子だけで飲みに行ったりすることを女子会だと言ったり。

森ガール山ガール、肉食系女子とか腐女子とか。腐女子は某巨大掲示板でいうところの男と男の恋愛が好きな女の子のことを指す言葉として自然に生まれたものですが、その他はたぶんですが広告代理店がある業界を盛り上げるために作ったキャッチフレーズみたいなもので、そのキャッチフレーズをマスコミで取り扱ったりしてその業界を注目させ、売り上げを上げていくというものなんじゃないかと思います。

世の中の微細な動向をおもしろおかしくレッテル貼りしてわかりやすくする行為でもあるでしょう。バブルのころに流行ったメッシーやアッシーとかその辺の流れですよね。

で、今回注目していただきたいのは「DIY女子」です。DIY女子部なんていう名前で活動しているサークルもありますね。

<スポンサーリンク>


DIY女子のことを記事に書こうかなと思ったのは、知っている女の子が棚を作ったと言ってブログにアップしていたからなんです。本当にDIYが今流行っているのかも、と思いました。棚といってもベニヤを切って観音開きの扉をつけておしゃれな取っ手を取り付けて好きな色に塗ったものでした。

細部や耐久性とかいろいろ問題はあるかもしれないけれど、本人は満足していて楽しすぎてヤバいと言ってました(笑)その人曰く、このスペース(隙間)にぴったりのサイズのものが作れるのがいい。既製品だそういうものはないから、だそうです。

考えてみればそうですよね。例えば家具を買いに行って自分の好きな色で、自分の家におけるスペースにきっちり置けて自分が気に入ったものを探すのは至難の業でしょう。既製品の中で消去法で選んでいる場合がほとんどなんじゃないでしょうか?「これじゃない」けどこれしかないから、という理由で買い物ってしていると思うんですよ。

でもDIYは、技術もあまり伴わないし少し機能に問題はあるかもしれないけど、自分のほしいものができる感じがします。理想ではないけど納得して使えるものとか。愛着もわくでしょうし。

昨今のDIYの流れに100円ショップの果たした役割は大きいと思います。何気なく入った店でトンカチやらドライバーやら普段は全く見ないものが並んでいるのは面白いし、テレビで100円ショップのものを使って部屋をリフォームするということをやっていたと思いますし、その影響も大きいでしょう。

100円ショップで買える素材でリフォームしていくと絶対に壁に当たりますのでそこからが面白いのだと思う。ここからがDIY女子の領域なのではないかと。

DIY女子のブログやなんかをみていると、いわゆるリフォーム屋が絶対にやらない手法などが書かれていて良くも悪くも興味深いです。絶対あのようなやり方はしないっていうやり方でもそれなりに綺麗におさまっている。おもしろいですね。

<スポンサーリンク>

彼女たちはやっぱりホームセンター好きなんでしょうかね?私はホームセンターが好きでいろんなものを見ていると時間の経つのも忘れます。自分の「ホーム」であるホームセンターではどこに何があるのかだいたい把握していますし。

リフォーム素材やリフォームに使う道具を100円ショップからホームセンターで買い付けるようになると、それはもうDIY女子といっていいと思います。

女性ならではのセンスが強みですよね。リフォーム業界にもどんどん女性が進出していけばいろいろな変化があって楽しいと思います。