エアコンの風を効果的に利用する

関東も梅雨入りしたそうで、これからはじめじめとした季節が始まり、エアコンもフル活動する季節になってきますね。毎年気になるのはエアコンを使った時の電気代で、何とか節電しようとして工夫を凝らしたり、インターネットで情報を探したり、と努力なされているのではないでしょうか?

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去年のことでしたっけ、インターネットに一か月エアコンを付けっぱなしにして電気料金がいくらになるかという実験がありましたね。確か6千いくらくらいだったと思います。思いのほか安いと感じた人は多かったんじゃないでしょうか。しかし、この実験、条件によってもいろいろ変わってくるのではないかと思います。例えば南向きの日当たりのよい部屋にあるエアコンと、北側の日の当たらない部屋のエアコンではかなり違いが出てくるでしょうし、部屋の大きさによってもかなり違いが出てくるでしょう。

結局、結果としては、ちょっと近所のスーパーに行ってくる、くらいの外出時には付けたままにして、日中一人暮らしの人は部屋にいないと思いますので、その時はずっと切っておくほうが料金は安いと思います。
夕方、部屋が少し冷えてから冷やし始めるほうがエアコンの負担も少なく電気料金も少なく済むでしょうし。
エアコンに関しては、こまめなオンオフはあまり意味のないことだといえるようですね。ちなみに車のエンジン始動時も少し多めにガソリンが必要になるといわれていましたが、現在はどうなっているのでしょうか。

ワンルームなど一人暮らしの人が使う狭い部屋だと全体がすぐ冷えるのでそれほど悩みがないと思いますが、少し広い部屋になると冷気が行き渡るのに時間がかかりますので、その分電気代もかかりますよね。
そこで、広い部屋でも使える効果的に部屋を冷やす方法を考えてみました。

防炎垂れ壁の効果を使ったエアコンの冷気を誘導して部屋を効果的に冷やす方法

ビルの天井を見ると50センチくらいの高さのガラスが天井から垂れ下がっているのを見たことはないでしょうか。

防炎垂れ壁

こういう感じのものです。
これは防炎垂れ壁といって、火災時に煙がすぐに広まっていかないために取り付けるものです。火災が発生した時に煙は天井を這っていきます。そして垂れ壁がある部分に来ると垂直に下がっていきます。この時間稼ぎによって人々は安全に煙に巻かれずに非難することができます。この効果を利用したらいいと思うんです。

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エアコンの下にリビングがあるとしましょう。テーブル、ソファーなどがあるとします。エアコンの正面にちょっとおしゃれな布のようなものを天井から垂らすのです。冷気は下のほうに行くという習性があると言われていますので、まず、エアコンの吹き出し口をまっすぐに垂らした布に当たるようにします。布に当たった冷気は、下に下がっていき、ソファーやテーブルがある部分を冷やします。天井には布に向かう方向に風が吹いていますので、渦を巻くように冷気は少し上昇します。こうすることで効果的に冷えるのではないかと思います。エアコンから噴き出した冷気が縦向きにぐるぐると回転しながら部屋を冷やすというイメージです。

まぁ、渦はできないかもしれませんが、垂れ壁を作ることによって冷気を拡散させずに効果的に冷やすことができるのは確かだと考えます。
どうでしょうか?一度お試しになってみてください。