マツミヤクリーニングという重曹クリームという染み抜き剤を開発した洗濯屋さん

染み抜き完了
このページはとある洗濯屋さんの紹介になります。
昔、MIXIというSNSが盛んだったころ、とある洗濯屋さんの染み抜きのワークショップに参加したことがあります。
その染み抜きというのが、重曹主成分とした溶液をご自分で開発されてそれで行う物なのです。ご自身もドライクリーニングによって重度の皮膚炎になった経験がおありになるようで、体にやさしいものを開発されたんだと思います。

この重曹クリームという染み抜き剤なのですが、レシピも全部公開されています。インターネット界で言うオープンソースなプロジェクトなんです。
「地球環境や人に優しい洗濯法を普及させたいと思ってます」
こうおっしゃるマツミヤさんの姿勢、見習うべきことがたくさんあります。
こうしてこのサイトに載せることも快く承諾していただきました。
マツミヤクリーニングさんのウェブサイトはこちらです。

綺麗・清潔のこだわり応援サイト 真心クリーニングマツミヤ

こちらでは染み抜き方法もその重曹クリームも重曹もクエン酸も販売しております。
食品レベルの重曹で1㎏315円ですよ?多分ここが最安値でしょう。
ヤバいので他のものも一緒に買いましょう。

重曹クリームを開発した経緯

これはもうなくなったサイトの引用になりますが、あえて載せておきます。
資料的な価値があると思いますので。

”私が、この染み抜きに、抜群の効果のある開発の経緯を紹介しておきます。
当初、私は、皆さんと同様に染み抜きに苦労をしてました。そして究極の染み抜きは色あせ事故が起きたときに、染色の補正の技術を修得するのが1番だと考えて京都の染色会社の社長さんに無理遣りに頼み込んで、通信教育を受けさせてもらうことに成功し、数ヶ月が過ぎて、社長さんにかなり褒められるようになった矢先に、脳梗塞でぶっ倒れてしまいました。

半分呆けた頭で、元来PC弄りが好きだったので女性の化粧品の成分の分析を調べ始めました。女性の皆さんのお顔は、色あせて禿げてますか?そんなことになったら、化粧品会社さんは、大変ですよー大事になりますよー、染色の補正で修正でもやりますかねー、そんなことしないでしょ!
そこで、何か、ヒントがあると?

そして、女性の化粧品の材料から色あせしない材料を見つけ出したのです。それが、グリセリンだったのです。油性と水溶性に相性が良いのです。そして、撥水効果もあり、保湿に優れているのです。だから、良いのです。
色あせをさせなければ、染色の補正の技術の必要は無いのです。だから、開発しました。呆けた頭で、染色補正の勉強をしなくても! 単純で、面白いでしょー。

こう言うのを世間一般では、瓢箪から駒って確か言うんですよねー、正に、その通りですねー。以前よりも、染み抜きが上手になりましたからねー。今では、この染みは落ちませんでした、と言ってお客様にお返しするものは、ほとんどありません。
黒汁とかの染みで、うっすらと残ってしまうものとかペンキの染みでかすかに残る程度かな? 後、毛染めも仕方がないですねー。しかし、業者の染み抜き剤だって、これらは簡単にはいかないでしょ!

私は、有機溶剤やシンナーの類は一切使いません。環境汚染をしたくないです。使うのは、重曹、グリセリン、アルコール洗剤、お湯これだけです。
これで、色んなところに、指導に行って、素人のお嬢さんに遣り方を教えて、何回、クリーニング店に出しても、これ以上遣ると生地を痛めるので染み抜きはできませんでした、と言うシールを張られて返された服を自分で、ぺたぺたと刷毛で染み抜き剤を塗ってブラシで叩くだけで、簡単に取れたら!答えは、簡単でしょ!
お嬢さんたちは、興奮して帰りませんよー、講習会が終わっても、中々解散をしません。。。。。。”

最近では無事特許も取得されたようで何よりです。おめでとうございます。
洗剤もしみ抜き用のものから、普通の頑固汚れの洗濯用洗剤(もちろん重曹が主成分の安全な洗剤)やリモネンを使った油汚れ用のお掃除用の洗剤、また、消臭剤なども手掛けております。詳しくは先ほどのマツミヤさんのサイトをご覧ください。

それでは次のページから重曹クリーム(染み抜き剤)を使った染み抜き方法を書いていきます。ご家庭でできる究極の洗濯方法とでも申しましょうか。
なお、これをまとめられたのはmixi重曹研究会の管理人ことのりあきさんです。
資料を快く提供していただきありがとうございました。

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