電化製品粗大ごみ

とある不動産屋さんに依頼されて、いくつかの電化製品を捨てに行ったことがあります。
よくある通り沿いの大きな看板を出している電化製品を引き受けてくれるところなんですが、最近ではこういうところが増えてきて競争原理が働いている感じもします。とある路線はこういう集積所がいっぱい建っています。

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今回行ったところはなんと日本語がギリギリ通じる感じのところでした。
スタッフは日本人ではありません。肌は浅黒い東南アジア系の方なんでしょうか、その人たちが日本に来て会社を興しているようですね。
前にも一度来たことあるんですが、前はもっとゆったりとした時間が流れている感じで、みんな麦わら帽子のようなものをかぶり、日焼けしたルフィのような感じで、その辺には鶏が放し飼いにされていたりして、なんだかここが日本だとは思えない東南アジアの日中の風景のような感じでした。

そこにカンカン場などの車の荷物の重量を量る場所などもできていて、集積所に持ってくる車も割と大きなダンプが入ってくるようになっているようで、何となく儲かっているんだなと思いました。
たくましい。すごいことです。いまだに日本語はイマイチでしたが。
ちなみに鶏はもういなくなっていました。

会社の近所に住む定年退職した年配の方なんですが、そういう粗大ごみの処分に興味を持ち、ボロボロの軽トラで商売を始めた方がいらっしゃいました。
どこかのリフォーム屋さんと知り合ったのかそこのリフォームで出たものを処分したりしていたんでしょう、いつも軽トラに荷を乗っけて走ってましたね。中国の景気が良かったころは、鉄やステンレス、アルミなどは今よりも高く買い取ってくれていたので、そういうものを集めては自分で開拓した処分場に持って行ってお金に換えていたようでした。

その人の良いところは全てオリジナルだったところでした。
自分でどんどん開拓していくあたりはかなりの行動力にあふれている感じで、人当たりもよく「商売人」という言葉が似合うような方でしたね。
オリジナルだった、と過去形で書いたのは、最近ではあまりお見かけしなくなったからです。
元気にしていてくれればいいのですが。

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ちなみに段ボールとか紙類はだいたい無料で引き取ってくれるところが多いです。
新聞紙はちり紙交換という手がありますが、もし大量の本や雑誌を早急に処分しなければならなくなった場合は粗大ごみの集積所に問い合わせてみてはいかがでしょうか?

ただし取りに来てくれませんし、持ってきたものは時と場合によってですが自分で降ろさないといけないかもしれませんが。