建築業界の仕事の紹介

建築業界に就職したい人がいるかもしれないので、建築業界における仕事の種類や仕事内容などを私の独断と偏見を持って紹介したいと思います。独断と偏見を持ってということなので、対象の職人さんはどうか長い目で見てやってください。基本的に職人さんに対してはリスペクトしております。

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モデルは普通のマンションなどを建てるときに集まる建築業者さんの仕事や仕事内容についてです。会社の待遇や給料などはわかりません(笑)

まずは大工さんから。建築業には2種類の大工さんがいます。

大工(内装大工)

コンクリートで躯体が上がり、サッシが取り着いた頃にやってきます。まずは窓枠を取り付け、その後、部屋の間取りとなる骨組みを作っていきます。鉋をかけたりとか昔風の作業はもうそこにはありません。搬入された木枠や棚板などを単に取り付けていく作業です。水平とか垂直とかその辺はシビアなので、きちんとできてないと後の工程に響きます。押し入れや収納の内部の壁などは貼っていきますが、扉なんかは建具屋さんの仕事になりますね。
だいたいひとり一部屋を受け持ってやっているので、チームプレーが苦手な人にも向いています。

型枠大工

建物の基礎からコンクリートを流し込む型枠をベニヤで作り、単管で固定する作業を行います。固定がちゃんとできていないとコンクリートがあふれ出しもうどうにもならない状態になってしまいます。これは恥ずかしいです。
鉄筋のジャングルジムを上り下りしたり、ベニヤを運んだり、単管(鉄パイプ)を運んだりと結構大変な仕事ですね。

解体屋

型枠大工屋さんが作った型枠を、コンクリート打設後、コンクリートが乾いたら型枠を解体していく作業をやっています。天井を解体するときとかかなり危険です。解体は主にバールでやっています。かなりの確率で釘を踏んだりしますので対策が必要ですね。ちょっと荒っぽい仕事です。ベニヤや単管の運搬も結構大変です。

圧送屋

コンクリート打設の時に、ミキサー車で運ばれてきたコンクリートをポンプ車に流し込み、上のほうの階や各所に圧送する仕事です。途中で止まったりするとホースの中でコンクリートが固まったりしますので大変ですがそのような光景は見たことないです。朝は早いイメージですが、コンクリート打設が終われば終了ですので早く上がれる日も多いかと。ポンプ車に2人乗ってやってきます。

杭打ち

杭が地盤まで届いてなくて話題となった、あの杭打ちのことです。専門の業者がやっています。基礎工事のほうはわからないことも多くどうもすみません。

サッシ屋

アルミの窓サッシや鉄扉などを溶接して取り付けていきます。溶接の免許が必ず必要になってきますね。現場にもよりますが少人数で動いているようです。

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ガラス屋

窓ガラスをサッシにいれて、窓の端部にシールをして水の浸入を防ぎます。大きなガラスはかなり重いので見ていると大変そうですね。私はシールのうまい業者さんが好きです。汚されるとリアルに仕事が増えますので。
ちなみに扉についている小さな窓ガラスもガラス屋さんが入れます。なじみのガラス屋さんはいつも2人で動いています。

墨だし屋(測量屋)

コンクリート打設後、型枠を解体したらすべての工事のもとになる墨を床や壁に打っていきます。レベルやトランシットを使ってやっていきますが、使うのはそれほど難しくはないと思います。2、3人で動いているようです。
あの数字の書き方がカッコいいんですよね。

今回はこの辺で。

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