建築業界への就職

人の価値観というのはそれぞれ違ったもので、一般的な意見が意味をなさないこともあります。こんなご時世ですが職人の世界に憧れる人もいると思いますので、その世界への入り口にこの私めが案内して差し上げましょう。

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建築業界と言っても現場監督とは違って職人の世界は割と気ままな世界だと思われていますが、たぶんその通りでしょう。朝は早いかもしれませんが大体夕方の5時には終わります。これが定時です。職人は技術はもちろんないといけませんが、それと同時に大事なのは準備をする能力です。段取りですね。これができないとまずダメです。でも、注意深く真面目にやっていれば大体覚えていける内容だと思います。

どうやって職人の道に入るかと言えば、とにかくお目当ての仕事をしている会社に入らなくてはなりません。建築関係は仕事が細分化されています。大工さん、左官屋さん、電気屋さんなどいろんな仕事があります。コンクリートに穴をあけるだけの仕事の方もいらっしゃいます。これが面白いんですね。専門の道具を持って、それをメンテナンスしながら熟練していくのはやっぱり細分化されていないと無理です。一人で何でもやってしまうのは道具の分だけコストがかかりますので。それでも2、3種類の仕事ができると有利ですね。

そして会社に入るので一番多いきっかけは、知り合いの紹介とか血縁とかでしょう。見知らぬ会社に飛び込んでいくというのはあまり聞きません。なぜなら、会社の内容が分からないのは怖いもんです。その筋の人だったとか財政が火の車だったとかシャレになりません。ですので、紹介なら大丈夫だという考えからですね。中には親戚や親兄弟で構成されたまったくもって血の濃い会社もあります。

あと、一度会社を辞めた人が、また戻ってきて何気ない顔で働いているのもこの業界の特徴であるかもしれません。あっけらかんとしていて、そういう感じは割と好きですね。

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もう一つこの業界の特徴として、独立しやすいというのがあります。独立して社長になることが割と簡単にできちゃう業界です。一人とか夫婦で働いているのも少なくありません。そういう一人親方的な人を使っているリフォーム屋さんは多いと思います。ハウスクリーニング屋さんの友達はここに属する人が多いです。みんな話してみるといろいろなことを経験していて為になります。

どうでしょうか?参考になったでしょうか?
建築業界の職種についていろいろ書いてみたくなりました。
仕事の細分化の仕方が面白いんですよね。